特許
J-GLOBAL ID:200903059245572280

粉末合金の表面層の処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-025619
公開番号(公開出願番号):特開平6-240303
出願日: 1993年02月15日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】 粉末合金の表面付近の組織を微細化させて各圧粉体間の密度を高め、また粉末合金の表面層での結合剤の析出現象を低下せしめて、粉末合金の耐摩耗性及び耐久性をより一層向上させる。【構成】 粉末合金は、例えば超硬合金が高硬度のWCの圧粉体と結合剤のCoの圧粉体から成るように、複数の各種圧粉体から成る。この粉末合金の製品の表面に、ショットピーニングで高硬度の圧粉体の硬度と同等以上の硬度を有するショットを高速で噴射させ、粉末合金の噴射表面温度が結合剤の再結晶温度以上に上昇させると、後続するショットの衝撃力により高硬度の圧粉体の表面が平滑化され、且つ各種圧粉体間の密度が向上する。次いでこの粉末合金の表面にCVDコーティングを施しても結合剤は表面に析出しない。
請求項(抜粋):
複数の各種圧粉体から成る粉末合金の製品の表面に、各種圧粉体のうち最高硬度の圧粉体の硬度と同等以上の硬度を有する40〜200μのショットを噴射速度50m/sec以上で噴射し、前記粉末合金の表面付近の温度を、各種圧粉体のうち結合剤となる圧粉体の再結晶温度以上に上昇させることを特徴とする粉末合金の表面層の処理法。
IPC (3件):
B22F 3/24 ,  B24C 1/10 ,  C22F 1/18
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭54-004251
  • 特開平2-232303
  • 特開平2-283810
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