特許
J-GLOBAL ID:200903059248079916

免震構造用制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-363428
公開番号(公開出願番号):特開2002-168001
出願日: 2000年11月29日
公開日(公表日): 2002年06月11日
要約:
【要約】【課題】 単純な構成で、装置の小型化及び低コスト化に適し、更に、性能の長期安定維持も可能な免震構造用制振装置を得る。【解決手段】 第1の制振用ディスク3の中心軸回りに相対回転自在に積層配備される第2の制振用ディスク5と、これらの第1及び第2の制振用ディスク3,5間に装備されて一方のディスクとの摺動摩擦によってディスク相互の相対回転時の回転運動エネルギーを摩擦エネルギーに変換する制動用摩擦パッド9と、第1の制振用ディスク3を第1の構造物に連結する第1の連結部材11と、第2の制振用ディスク5の回転中心から離間した位置を第2の構造物に連結して第1及び第2の構造物間に作用する引張力及び圧縮力を第1及び第2の制振用ディスク3,5の相対回転運動に変換する第2の連結部材13とを備える。
請求項(抜粋):
第1の制振用ディスクと、この第1の制振用ディスクの中心軸回りに相対回転自在に前記第1の制振用ディスクに積層配備される第2の制振用ディスクと、これらの第1及び第2の制振用ディスク相互の相対回転時に少なくとも一方のディスクの表面との摺動摩擦によって回転運動エネルギーを摩擦エネルギーに変換するように第1及び第2の制振用ディスク間に装備される制動用摩擦パッドと、基端が第1の制振用ディスクに連結されると共に先端が第1の構造物に連結される第1の連結部材と、基端が前記第2の制振用ディスク上で該第2の制振用ディスクの回転中心から離間した位置に連結されると共に先端が第2の構造物に連結されて前記第1及び第2の構造物間に作用する引張力及び圧縮力を前記第1及び第2の制振用ディスクの相対回転運動に変換する第2の連結部材とを備え、第1及び第2の制振用ディスクの相対回転による変位吸収作用と前記制動用摩擦パッドの摺動摩擦によるエネルギー消費作用とで第1の構造物又は第2の構造物に加わる外部加振力を吸収・減衰させて、前記第1及び第2の構造物間の変位伝達を抑止することを特徴とする免震構造用制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 351 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04H 9/02 351 ,  F16F 15/02 E
Fターム (5件):
3J048AA06 ,  3J048AC01 ,  3J048BD04 ,  3J048BE13 ,  3J048EA38

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