特許
J-GLOBAL ID:200903059253040653

一相断線常時監視方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-248901
公開番号(公開出願番号):特開平7-107653
出願日: 1993年10月05日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 デイジタル保護継電装置において、負荷電流の変動や変流器の違いに関係なく1相断線を確実に判定する常時監視方式を提供する。【構成】 電力系統の3相電流を変流器を介して保護継電装置へ入力し、アナログ入力部を経てサンプリングしデイジタル量化した3相電流を演算処理部に導き、零相電流I0,逆相電流I2,正相電流I1を算出し次式3I0/(3T1+K0)>K1I1>K2AND3T0/3I1>K3が夫々成立して所定時間継続する時に1相断線と判定する。但し、K1,K3は零相/正相設定値、K0はアナログ入力部誤差に相当した正相分オフセット量、K2はアナログ入力部における誤差を含めた正相電流設定値。
請求項(抜粋):
電力系統の3相電流をそれぞれ変流器を介してアナログ入力回路へ入力しサンプリングしてデイジタル量に変換した後演算処理部に導き該デイジタル量に基づき保護演算を行い系統を事故から保護するデイジタル保護継電装置における常時監視方式において、前記デイジタル3相電流に基づき零相電流の3倍3I0と正相電流の3倍3I1を算出すると共にアナログ入力部誤差に相当する正相電流分オフセットK0および零相/正相設定値K1を設定し、下記の演算式3I0/(3I1+K0)>K1が成立し所定の設定時間継続する時アナログ入力部における1相断線発生と判定することを特徴とした1相断線常時監視方式。

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