特許
J-GLOBAL ID:200903059259693233

多色画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-012937
公開番号(公開出願番号):特開平5-207275
出願日: 1992年01月28日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【構成】 ファジィ推論を用いて複数の状態量の各メンバーシップ関数への適合度から、複数の制御量の各メンバーシップ関数への適合度を導出し、それらから各制御量の補正値を算出する。これにより、複数の状態量と複数の制御量の間の関係が定義され、各状態毎に応じて複数の画像形成プロセス手段の制御量を補正する。【効果】 環境や経時変化等による変動が大きく、状態量と制御量の関係があいまいな関係に支配されている複写機,レーザープリンタ等の多色画像形成装置において、複雑に関係する状態量から制御量を導出することができ、その時点での環境や装置のトータル使用量等に応じて、色補正を行うことができる。
請求項(抜粋):
各色毎の画像形成プロセスを経て複数色のトナーを像担持体、中間転写体もしくは被記録媒体上に重ね合わせて多色画像を形成する多色画像形成装置において、多色画像形成プロセスに関し、最終的に形成される多色画像の色表現に係わる状態量を検知する状態量検知手段と、前記状態量をファジィ集合で表現したメンバーシップ関数を記憶する第1のメンバーシップ関数記憶手段と、前記状態量検知手段により検知された状態量が当該状態量のファジィ集合に属する適合度を導出する適合度導出手段と、前記状態量検知手段により検知された状態の適合度と、その状態下で最終的に形成される多色画像の目標色からの偏差を補正するための制御量とを関係付ける複数のファジィ推論の規則を記憶する規則記憶手段と、前記制御量をファジィ集合で表現したメンバーシップ関数を記憶する第2のメンバーシップ関数記憶手段と、前記状態量検知手段により検知された状態量が当該状態量のファジィ集合に属する適合度から、前記ファジィ推論の規則に従って前記制御量のファジィ集合に属する適合度を導出する推論手段と、前記ファジィ推論の規則全てについて前記推論手段により推論された複数の結果を合成し、合成された結果を用いて複数のプロセス手段を制御する制御量を算出する制御量算出手段とを備え、検出した状態量に応じてファジィ推論により多色画像の色補正を行うことを特徴とした多色画像形成装置。
IPC (5件):
H04N 1/40 ,  B41J 2/525 ,  G03G 15/00 303 ,  G03G 15/01 ,  H04N 1/46

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