特許
J-GLOBAL ID:200903059263084039

コンピュータネットワークシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-138681
公開番号(公開出願番号):特開平6-350789
出願日: 1993年06月10日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【構成】 使用者の要求したFAX送信データを、その送信種別に従いそれぞれ別のキューに、指定時刻順、或いは要求順にキューイングし、リトライJOBは、リトライ時間経過後には、最優先で処理される。【効果】 使用者の要求したFAX送信データは、使用者の感覚に極めて近い時刻に送信処理され、使用者の意志に反して遅くなってから送信されるといった事態を回避でき、且つFAX送信処理全体のスループットは向上する。
請求項(抜粋):
複数のコンピュータがそれぞれ通信媒体により接続され、少なくともその内の1台のコンピュータが、現在時刻のデータを供給する内部クロックと公衆回線の発呼及び着呼可能なモデムを内蔵する、コンピュータネットワークシステムにおいて、FAX送信するデータに対応する送信先FAX番号,優先度,指定時刻の各データで構成されるFAX送信制御情報を有し、使用者が送信時刻を指定する時刻指定送信の場合、対応するFAX送信制御情報において、使用者の指定した送信先FAX番号を設定し、その優先度を優先送信よりも高く設定し、使用者の指定した時刻をそのまま設定する第1の設定手段と、使用者が優先的に送信することを指定した優先送信の場合、対応するFAX送信制御情報において、使用者の指定した送信先FAX番号を設定し、その優先度を時刻指定送信より低く、かつ通常送信よりも高く設定する第2の設定手段と、使用者が優先的に送信することを指定しない通常送信の場合、対応するFAX送信制御情報において、使用者の指定した送信先FAX番号を設定し、その優先度を優先送信より低く設定する第3の設定手段と、を有し、さらに、前記時刻指定送信データ及び対応するFAX送信制御情報をその指定時刻順にキュー管理する第1のデータキュー、及び該データキューに時刻指定送信データとそのFAX送信制御情報を接続する第1のキューイング手段と、前記優先送信データ及び対応するFAX送信制御情報をその要求順にキュー管理する第2のデータキュー、及び該データキューに優先送信データとそのFAX送信制御情報を接続する第2のキューイング手段と、前記通常送信データ及び対応するFAX送信制御情報をその要求順にキュー管理する第3のデータキュー、及び該データキューに通常送信データとそのFAX送信制御情報を接続する第3のキューイング手段と、FAX送信対象のデータに対応するFAX送信制御情報の送信先FAX番号が同じである複数のFAX送信データをまとめて一つのデータに結合するデータ結合手段と、を有し、使用者が、ネットワークに接続されたコンピュータから作成した文書のFAX送信を指示した際、送信時刻を指定する前記時刻指定送信の場合は、前記第1の設定手段によりFAX送信制御情報を設定して、前記第1のキューイング手段により、前記第1のデータキューにキューイングし、その際、同じ指定時刻で且つ送信先FAX番号が同じデータが第1のデータキューに存在していれば、前記データ結合手段により、一つにまとめ、使用者が、ネットワークに接続されたコンピュータから作成した文書のFAX送信を指示した際、前記優先送信の場合は、前記第2のキューイング手段により、前記第2のデータキューにキューイングし、その際、送信先FAX番号が同じデータが第2のデータキューに存在していれば、前記データ結合手段により、一つにまとめ、使用者が、ネットワークに接続されたコンピュータから作成した文書のFAX送信を指示した際、前記通常送信の場合は、前記第3のキューイング手段により、前記第3のデータキューにキューイングし、その際、送信先FAX番号が同じデータが第3のデータキューに存在していれば、前記データ結合手段により、一つにまとめるようになし、さらに、前記第1のデータキューにFAX送信データがあれば、該データに対応するFAX送信制御情報の指定時刻とコンピュータの内部クロックの供給する現在時刻とを比較して、指定時刻が現在時刻を過ぎていれば、当該FAX送信データを第1のデータキューから取り出してFAXデータ送信手段に該データを渡し、前記第1のデータキューにデータが無く前記第2のデータキューにデータがあれば、当該FAX送信データを第2のデータキューから取り出してFAXデータ送信手段に該データを渡し、前記第1のデータキュー及び前記第2のデータキューにデータが無く前記第3のデータキューにデータがあれば、当該FAX送信データを第3のデータキューから取り出してFAXデータ送信手段に該データを渡す、データキュー取り出し手段と、このデータキュー取り出し手段より渡されたFAX送信データを前記モデムから発呼して送信するFAXデータ送信手段と、前記モデムから発呼した結果、相手が話中のとき再発呼(リトライ)するまでの時間間隔値を保持するテーブルと、前記モデムから発呼した結果、相手が話中であれば、このFAX送信対象のデータに対応するFAX送信制御情報において、その優先度を最も高く設定し、コンピュータの内部クロックの供給する現在時刻と前記テーブルにあるリトライ時間間隔値を足した時刻値を指定時刻として設定し、当該リトライ用のFAX送信データをFAX送信制御情報とともにその指定時刻順に前記第1のデータキューに接続する第4のキューイング手段と、を有し、前記データキュー取り出し手段により取り出された送信対象のFAXデータを、前記FAXデータ送信手段により公衆回線を通じてFAX送信し、もし発呼先が話中のため、回線が接続できない場合には、前記第4のキューイング手段により、第1のデータキューにキューイングすることにより、FAX送信データは、使用者の要求した指定時刻,優先度,及び要求順に送信処理し、送信相手が話中のため再発呼を待つFAX送信データは、リトライ時間経過後には、時刻指定送信と同様に最優先で処理するようにしたことを特徴とするコンピュータネットワークシステム。
IPC (6件):
H04N 1/00 107 ,  H04N 1/00 104 ,  H04L 12/54 ,  H04L 12/58 ,  H04M 11/00 303 ,  H04N 1/32

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