特許
J-GLOBAL ID:200903059268848690

全波整流回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-290455
公開番号(公開出願番号):特開平7-143753
出願日: 1993年11月19日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 オフセット電圧の影響のない精度のよい全波整流回路を提供する。【構成】 第1の発明は、入力信号がある極性の場合には他方の極性のバッファリングを司る演算増幅器2が使用されないことを利用して、その演算増幅器2のオフセット電圧を容量CH1に蓄積しておき、次に、入力信号の極性が変化してバッファとして使用する極性になったとき、容量CH2に蓄積されていたオフセット電圧を入力信号に加算して、その演算増幅器2を有するオフセット電圧成分をキャンセルすればよく、そのため、演算増幅器2と容量CH1との接続を切り換えるスイッチを設ける。第2の発明は、上記を正負両極性にて行う。よって、インピーダンス特性のよい全波整流が可能である。
請求項(抜粋):
入力信号の極性を判定し極性情報を出力するレベル比較手段(1、3)と、前記入力信号の非反転信号を出力する非反転手段と、前記入力信号の反転信号を出力する反転手段と、前記極性情報が第1の極性である場合に前記非反転手段の出力を選択し、前記極性情報が第2の極性である場合に前記反転手段の出力を選択する出力切換手段(SW1 、SW2 )と、を有する全波整流回路において、前記反転手段は、前記入力信号を入力し前記反転信号を出力する反転増幅器(2、R1 、R2 )と、前記反転増幅器(2、R1 、R2 )の有する第1オフセット電圧を蓄積する第1オフセット電圧蓄積手段(CH1)と、前記極性情報が前記第1の極性である場合に前記第1電圧蓄積手段(CH1)に第1オフセット電圧を蓄積し、前記極性情報が前記第2の極性である場合に前記第1オフセット電圧蓄積手段(CH1)の保持する第1オフセット電圧が前記反転増幅器(2、R1 、R2 )の有する前記第1オフセット電圧の相殺入力となるよう前記反転増幅器(2、R1 、R2 )及び前記第1オフセット電圧蓄積手段(CH1)を接続切換する第1の信号切換手段(SW3 〜SW9 )と、を備えたことを特徴とする全波整流回路。

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