特許
J-GLOBAL ID:200903059273358293

液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-044247
公開番号(公開出願番号):特開平7-253573
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 液晶表示素子の視野角を大幅に拡大する。【構成】 液晶パネル3と両側の偏光板1及び5の間に、その屈折率特性がnx>ny>nzとなる、一軸性光学異方性素子と二軸性光学異方性素子とを積層した位相差フィルム2及び4をそれぞれ配置する。【効果】 面内異方性を有する二軸性光学異方性媒体を一枚のフィルムで実現させる場合に比べて、一軸性フィルムと二軸性フィルムを組み合わせて所望の特性を達成でき、フィルム複合体の光学特性をほぼ任意に設定出来るため、視野角が大幅に拡大でき、実用的価値は大きい。
請求項(抜粋):
透明電極を有した一対の透明基板が、スペーサーを介して前記透明電極を対向させ、前記透明基板間にほぼ90度に捻れた配向を有するネマチック液晶からなる液晶パネルと、偏光軸が隣接する前記液晶パネル基板上の液晶分子の配向方位にほぼ平行もしくはほぼ直交の何れかとなるように配置した一対の偏光板と、光学異方性素子からなる表示素子において、前記光学異方性素子の面内屈折率をそれぞれn1x、n1y、n2x、n2yとし、また前記光学異方性素子の厚さ方向の屈折率をそれぞれn1z、n2zとすると、前記光学異方性素子の3軸方向の主屈折率nx、ny、nzが、n1x>n1y=n1zの関係を有する第1の光学異方性素子と、n2x≧n2y>n2zの関係を有する第2の光学異方性素子とを積層してなる光学異方性素子複合体を、前記液晶パネルとその外側の一対の前記偏光板との間に配置されていることを特徴とする液晶表示素子。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-032818
  • 特開平3-155522

前のページに戻る