特許
J-GLOBAL ID:200903059275178098

自動車用暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-302102
公開番号(公開出願番号):特開平8-156576
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 自動車用暖房装置に燃焼式ヒータを使用した場合の、燃焼式ヒータの立ち上がり特性を改善する。【構成】 暖房用空気の通路(図示例では燃焼式ヒータ1下流側の通気管7)の内部を通過する燃焼用空気導入管16の上流側部分16aに電熱ヒータ17が取り付けられているので、電熱ヒータ17に通電して発熱させるとその熱は燃焼式ヒータ1の燃焼室4へ供給される燃焼用空気を加熱すると共に、車室内へ供給される暖房用空気をも加熱する。従って、燃焼式ヒータ1を起動するときに電熱ヒータ17が暖房用空気を加熱すると共に、電熱ヒータ17の熱を燃焼用空気に与えることによって燃焼式ヒータ1が着火ミスを起こすのを防止して立ち上がりを促進し、起動直後における排気エミッションを改善する。また、外気温度が比較的高いときは、電熱ヒータのみによって暖房を行うこともできる。
請求項(抜粋):
暖房用空気に熱を与えるために燃料を燃焼させる燃焼室を備えている燃焼式ヒータと、前記燃焼室へ燃焼用空気を供給する燃焼用空気導入管と、車室内へ導くべき暖房用空気を前記燃焼室において発生した燃焼ガスによって加熱する暖房用空気の加熱手段と、前記加熱手段へ暖房用空気を供給すると共に前記加熱手段において加熱された暖房用空気を車室内へ導く暖房用空気の通路手段と、を備えており、しかも、前記燃焼用空気導入管の上流側部分が前記暖房用空気の通路手段の内部を通過していると共に、前記通路手段の内部を通過している前記燃焼用空気導入管の上流側部分に電熱ヒータが取り付けられていることを特徴とする自動車用暖房装置。

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