特許
J-GLOBAL ID:200903059278296911
半導体装置の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-132361
公開番号(公開出願番号):特開平10-321848
出願日: 1997年05月22日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】ドレインにサージが印加された場合にゲートが破壊されない構造を形成し、かつ微細化を推進できるパワーMOSFETの製造方法を提供する。【解決手段】p型ベース領域の形成される半導体基体(n型ドレイン領域)202の表面の一部に凹部を形成し、その後p型ベース領域208をイオン注入および拡散によって形成することで、凹部下でp型ベース領域の底部に凸部209を形成し、p型ベース領域の凸部209とn型ドレイン領域202との接合でツェナダイオードを形成する製造方法。基板表面に凹部を形成することにより、イオン注入および熱拡散によって形成するp型ベース領域の底部を凸状に形成でき、横方向拡散が微細化を妨げる高濃度p型領域を形成せずに、サージからゲートを保護するツェナダイオードを形成できるので、保護機能を持たせながら微細化を実現できる。
請求項(抜粋):
n型ドレイン領域となるn型半導体基体の第1主面表面に、p型べース領域を形成し、前記p型ベース領域表面にn型ソース領域およびp型ベースコンタクト領域を形成し、前記p型ベース領域上にゲート酸化膜を介してゲート電極を形成し、前記n型ソース領域と前記p型ベースコンタクト領域にソース電極を接続し、前記n型ドレイン領域にドレイン電極を接続する、半導体装置の製造方法において、前記p型ベース領域の形成される前記n型半導体基体の第1主面表面の一部に凹部を形成し、その後に前記p型ベース領域をイオン注入および拡散によって形成することにより、前記凹部下で前記p型ベース領域の底部に凸部を形成し、前記p型ベース領域の凸部と前記n型ドレイン領域との接合でツェナダイオードを形成する、ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
IPC (2件):
FI (4件):
H01L 29/78 652 D
, H01L 29/78 653 C
, H01L 29/78 657 A
, H01L 29/78 658 A
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