特許
J-GLOBAL ID:200903059280123188

同調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大田 優
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-025825
公開番号(公開出願番号):特開平10-209816
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 受信帯域内の所定の受信周波数における不要な信号の周波数に減衰極が形成される様に結合係数が設定された場合、受信帯域内の他の受信周波数における不要な信号の減衰量が悪化する。【解決手段】 入力端子とアース間に接続された入力コイル、可変容量素子が並列に接続された同調コイル、出力コイルを備える。出力コイルは、一端が第1の出力端子に接続され、他端がインピーダンス素子を介してアースした第2の出力端子に接続される。そして、第1の出力端子又は第2の出力端子にバランサーが接続される。入力コイルと同調コイルと出力コイルは、K1・K2/K3<1になる様に磁気的に結合される。【効果】 受信周波数に応じてバランサーを調整して減衰極が形成される周波数を変えることができるので、受信帯域内の不要な信号の減衰量を改善できる。
請求項(抜粋):
入力端子とアース間に接続された入力コイル、可変容量素子が並列に接続された同調コイル及び、出力コイルを備え、該出力コイルは、一端が第1の出力端子に接続され、他端がインピーダンス素子を介してアースした第2の出力端子に接続されると共に、該第1の出力端子又は該第2の出力端子にバランサーが接続され、該入力コイルと該同調コイルと該出力コイルが次の式からなる関係になる様に磁気的に結合されたことを特徴とする同調回路。K1・K2/K3<1但し、K1は同調コイルと入力コイルの結合係数、K2は同調コイルと出力コイルの結合係数、K3は入力コイルと出力コイルの結合係数。

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