特許
J-GLOBAL ID:200903059281365290

分岐先連想記憶方式の情報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-028941
公開番号(公開出願番号):特開2000-227857
出願日: 1999年02月05日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 第1の分岐先連想記憶と第2の分岐先連想記憶への登録/削除を独立に行うことで、過不足のない登録/削除を行い、精度の高い分岐予測を実現する。【解決手段】 過去の分岐命令の実行履歴に従い、分岐命令の命令アドレスとその分岐先アドレスを格納する、低速大容量の第1の分岐先連想記憶12と高速小容量の第2の分岐先連想記憶13を参照した結果をそれぞれ独立に保持する手段15-1,15-2、保持した予測情報に従い、それぞれ独立に分岐成立/不成立を判定する手段17-1,17-2、該判定結果により第1の分岐先連想記憶12と第2の分岐先連想記憶13への登録/削除をそれぞれ独立に行う手段18-1,18-2を設ける。
請求項(抜粋):
分岐先連想記憶を用い、分岐先命令を先行して読み出して分岐命令の処理を高速化する情報処理装置において、過去の分岐命令の実行履歴に従い、分岐命令の命令アドレスと該分岐命令の分岐先アドレスを格納する第1の分岐先連想記憶手段と、該第1の分岐先連想記憶手段より小容量ではあるが高速な第2の分岐先連想記憶手段と、命令語の先取りにおいて先取る命令語に含まれている分岐命令の命令アドレスが第1の分岐先連想記憶に登録されているかどうかを検出する第1の検出手段と、命令語の先取りにおいて先取る命令語に含まれている分岐命令の命令アドレスが第2の分岐先連想記憶に登録されているかどうかを検出する第2の検出手段と、第1の検出手段により第1の分岐先連想記憶で該分岐命令の命令アドレスが登録されていることが検出された場合、その検出結果と該分岐命令が分岐成立か不成立かを示す分岐判定結果とを比較する第1の比較手段と、第2の検出手段により第2の分岐先連想記憶で該分岐命令の命令アドレスが登録されていることが検出された場合、その検出結果と該分岐命令が分岐成立か不成立かを示す分岐判定結果とを比較する第2の比較手段と、第1の比較手段の比較結果に従い第1の分岐先連想記憶に登録/削除を行う第1の登録削除手段と、第2の比較手段の比較結果に従い第2の分岐先連想記憶に登録/削除を行う第2の登録削除手段を備え、第1の分岐先連想記憶と第2の分岐先連想記憶への登録/削除を独立に行うことを特徴とする分岐先連想記憶方式の情報処理装置。
Fターム (2件):
5B013BB11 ,  5B013BB15

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