特許
J-GLOBAL ID:200903059288098050
4輪操舵車の後輪操舵制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-024049
公開番号(公開出願番号):特開平5-221331
出願日: 1992年02月10日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 車両の走行安定性を損なうことなく、前輪をゆっくり操舵したり、車両が定常円旋回している場合における車両の旋回性能を良好にする。【構成】 マイクロコンピュータ34は、プログラム処理により、前輪舵角センサ31からの検出前輪舵角θf にローパスフィルタ演算を施して、検出前輪舵角θfの低域成分θfLPを抽出するとともに、検出前輪舵角θfから低域成分θfLPを減算することにより低域成分θfLP の除去された前輪舵角θf*(=θf-θfLP)を計算する。そして、この前輪舵角θf*に比例する目標後輪舵角θr*(=K・θf*)に後輪を操舵制御する。これにより、前輪を急操舵した場合には、後輪は前輪に対して同相に大きく操舵され、車両の走行安定性が良好に保たれる。前輪をゆっくり操舵したり、車両が定常円旋回している場合には、後輪が小さく操舵されるか、操舵されないので、車両の旋回性能が良好になる。
請求項(抜粋):
後輪を操舵する後輪操舵機構と、前輪舵角を検出する前輪舵角センサと、前記前輪舵角センサの出力により前記後輪操舵機構を制御して後輪を前輪の操舵に連動して操舵する電気的制御手段とを備えた4輪操舵車の後輪操舵制御装置において、前記電気的制御手段を、前記検出された前輪舵角の低域成分を除去する低域成分除去手段と、前記低域成分の除去された前輪舵角の大きさに比例するとともに前輪と同相方向の舵角を表す目標後輪舵角を決定する目標舵角決定手段と、前記決定された目標後輪舵角に応じた制御信号を前記後輪操舵機構へ出力して後輪を前記目標後輪舵角に制御する出力手段とで構成したことを特徴とする4輪操舵車の後輪操舵制御装置。
IPC (2件):
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