特許
J-GLOBAL ID:200903059297232096

光ファイバ心線の被覆除去工具及び被覆除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-073895
公開番号(公開出願番号):特開平10-268139
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 被覆の保持力の調節を不要とし、被覆除去作業の容易化を図る。【解決手段】 本発明工具1は、一対の保持部材2,3と、光ファイバ心線51の被覆57を径方向外側から切り込む複数の分割刃16と、保持部材2,3を近接離間自在に連結するスライド機構13と、保持部材2,3の離間移動時に被覆57との摩擦力により移動して被覆57を保持部材2,3の内面に押し付ける押圧手段32とを備える。そこで光ファイバ心線51を保持部材2,3にて保持し、被覆57を分割刃16で切り込み、保持部材2,3を離間させることで、被覆57の内周側の部分56を傷付けることなく容易に被覆57を除去できる。特に保持部材2,3の離間と同時に押圧手段32によって被覆57が最適な保持力で保持されるため、保持力の調節が不要となり、被覆除去作業を容易化できる。
請求項(抜粋):
外周部に所定厚さの被覆を有した光ファイバ心線の被覆除去工具であって、上記光ファイバ心線をその長手方向に沿った近接位置にて保持する一対の保持部材と、一方の上記保持部材に設けられ、保持された上記光ファイバ心線の上記被覆を径方向外側から切り込む複数の分割刃と、上記保持部材を心線長手方向に沿って互いに離間移動させるためのスライド機構と、いずれか一方の上記保持部材に設けられ、上記保持部材の離間移動時に上記被覆との摩擦力により移動して上記被覆を上記保持部材の内面に押し付ける押圧手段とを備えたことを特徴とする光ファイバ心線の被覆除去工具。
IPC (2件):
G02B 6/00 333 ,  H02G 1/12 301
FI (2件):
G02B 6/00 333 ,  H02G 1/12 301 K

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