特許
J-GLOBAL ID:200903059302576351

動画像の動きベクトル検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-075543
公開番号(公開出願番号):特開平5-236455
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 2枚の参照フレームから、動きベクトルをパイプライン処理により高速にし、さらに境界条件、演算の簡略化を図る。【構成】 被動き検出ブロックの画素データ、2枚の参照フレームの探索領域の画素データを格納する第1、第2の記憶手段101,102からそれぞれ画像データ11,12を演算手段102へ入力し、演算手段は探索範囲内の候補ベクトルに対する誤差絶対値の総和13を比較手段に入力し、現時刻までの総和13の最小値を最小値格納レジスタ105に入力し、最小値に対応する候補ベクトルを制御信号17を出力して動きベクトル格納レジスタ106に格納する。動きベクトル格納レジスタには総和が最小値を持つ候補ベクトルを格納して動きベクトルとして検出し、同様の処理を行なうことで2枚の参照フレームに対する動きベクトルを動きベクトル格納レジスタ106,106′に得る。
請求項(抜粋):
連続する複数フレームからなる動画像信号を、各画像フレームを複数個の画素からなる複数ブロックに分割し、個々のブロック内画像とそのブロックが属するフレームとは異なる参照フレームとのマッチング度を計算し、動画像の動きベクトルを推定する画像の動きベクトル検出装置であって、入力フレームのブロック内画素データを蓄える第1の記憶手段と、2枚の参照フレーム画像に対する動きベクトル検出範囲を含む画素データを蓄える第2記憶手段と、前記第1の記憶手段に蓄えられたデータと前記第2の記憶手段に蓄えられたデータとの間でブロックマッチングを行ない、ブロック内画素の対応画素の誤差の絶対値の総和とマッチングの際の候補ベクトルを出力する演算手段と、前記演算手段が求める全ての候補ベクトルに対する前記誤差絶対値の総和を比較し最小値を判定する比較手段と、前記誤差絶対値の総和を格納するレジスタと、2枚の参照フレームの各々に対する前記最小値に対応する候補ベクトルを格納する2つのレジスタとからなることを特徴とする動画像の動きベクトル検出装置。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  H04N 11/04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-023688
  • 特開平2-274083
  • 特開平2-295288
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