特許
J-GLOBAL ID:200903059304087234

車両用サスペンションの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 卓夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-354110
公開番号(公開出願番号):特開平6-179316
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】 減衰力特性の切換えが可能なダンパ1を用い、ばね上の上下変位速度とばね上ばね下間の上下相対変位速度との情報からダンパ1の減衰力特性の切換えを行う車両用サスペンションの制御装置であって、上下変位速度に閾値δを設定し、上下変位速度がδの範囲内であるときはダンパ1を低減衰力特性に保持するようにしたものにおいて、良路走行中の突起乗越え時の車体振動のピークを減少させ振動収斂性の向上をはかる。【構成】 ばね上ばね下間の上下相対変位速度が突起判別設定値αを越えたとき突起乗越えと判定する突起乗越判定部61と、突起乗越判定部の判定に基づき一定時間閾値を小さな値δ′に設定し一定時間が経過すると閾値を元の大きな値δに戻す閾値変更設定部62とからなる閾値変更制御手段6を上記サスペンション制御装置に設けた。
請求項(抜粋):
前後左右の各サスペンションに装備されるダンパを高減衰力特性と低減衰力特性との2段階の切換えが可能な減衰力可変ダンパとし、ばね上の上下変位速度が閾値の範囲内であるときは上記低減衰力特性とし、ばね上の上下変位速度が上記閾値を越えた範囲では、該上下変位速度とばね上ばね下間の上下相対変位速度との2つの速度の方向が同じであれば高減衰力特性に,異なる方向であれば低減衰力特性に上記ダンパの減衰力特性を切換制御する車両用サスペンションの制御装置において、良路走行中の突起乗越えを検出して一定時間上記閾値を小さな値に変更制御する閾値変更制御手段を設けたことを特徴とする車両用サスペンションの制御装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-184113
  • 特開平4-334613
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-184113
  • 特開平4-334613

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