特許
J-GLOBAL ID:200903059307868318

レンズ歪み補正方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-341525
公開番号(公開出願番号):特開平5-176216
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】広角レンズにより撮像された画像に生じる樽型レンズ歪みをアドレス補正テーブルを用いて補正するようにしたレンズ歪み補正方式において、アドレス補正テーブルの容量を小さくする。【構成】画面中心を通って水平方向と垂直方向の少なくとも一方向について分割された領域内のみについて歪み補正前の画面アドレスと歪み補正後の画面アドレスとを対応付けるアドレス補正テーブル5を設けて、このアドレス補正テーブル5を1画面の他の領域のアドレス補正にも繰り返し使用する。【効果】レンズ系により得られた画像に含まれるレンズ歪みを補正し、画像の視認性を向上させることができ、また、レンズ歪み補正のためのアドレス補正テーブルの容量を1/2あるいは1/4に削減でき、コストを低減できる。
請求項(抜粋):
光軸を中心として点対称な歪みを有するレンズ系を用いたテレビカメラの画像信号から同期信号を分離する同期信号分離手段と、前記画像信号をデジタル化するA/D変換手段と、同期信号から画面アドレスを生成するアドレス生成手段と、画面中心を通って水平方向と垂直方向の少なくとも一方向について分割された領域内のみについて歪み補正前の画面アドレスと歪み補正後の画面アドレスとを対応付けるアドレス補正テーブルと、アドレス生成手段により生成された画面アドレスをアドレス補正テーブルの領域内のアドレスに変換するアドレス変換手段と、アドレス補正テーブルの出力に基づいて歪み補正前の画面アドレスにおける画像信号のデジタル値を歪み補正後の画面アドレスに書き込まれるフレームメモリと、フレームメモリから読み出されたデジタル値をD/A変換するD/A変換手段と、D/A変換手段の出力に同期信号を混合する同期信号混合手段とから構成されることを特徴とするレンズ歪み補正方式。

前のページに戻る