特許

J-GLOBAL ID：200903059308079023

油で汚染された土壌の処理方法

発明者： 泉川 千秋 ,  松田 義勝
出願人/特許権者： 同和鉱業株式会社
代理人 (1件)： 丸岡 政彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-074888
公開番号（公開出願番号）：特開平11-253923
出願日： 1998年03月09日
公開日（公表日）： 1999年09月21日
要約：

【要約】【課題】 油で汚染された土壌環境の修復には加熱処理、管理処分場への埋め立て、溶剤抽出洗浄等が行われているが、費用の点や埋め立て処分場の問題があり、溶剤抽出はまだ試験段階であるなど土壌の無害化策は確定されておらず、簡便で経済的にも安価な処理法が望まれていた。【解決手段】 油に汚染された土壌に、水を加えてスラリー化し、担持物質を添加して条件付与した後、磁選処理するか、浮選処理して油を担持物質と一緒に分離・除去して浄化された土壌を得ること、および担持物質から油を除いた後、担持物質を繰り返し使用することをも特徴とする汚染土壌の処理方法。

請求項（抜粋）：

油で汚染された土壌を浄化処理する方法であって、油で汚染された土壌に対して、水、担持物質を加え攪拌してスラリー化し、土壌中の油分を担持物質に移行させる第1工程と、次いで得られたスラリーから油分を含んだ担持物質と清浄土壌を分離する第2工程、第2工程で得られた油分を含んだ担持物質から油を抽出し、油と担持物質に分離する第3工程、および第3工程で得られた油を含まない担持物質を回収し、第1工程に繰り返し供給する第4工程、からなることを特徴とする油で汚染された土壌の処理方法。

IPC (4件)：

B09C 1/02 ,  B09C 1/08 ,  B03D 1/14 ,  B09C 1/04 ZAB

FI (3件)：

B09B 3/00 304 K ,  B03D 1/14 ,  B09B 5/00 ZAB S

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭50-132759
  
• 有機液状汚染分の除去方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-177683   出願人：マイクロインバイアロンメンタルインコーポレイテッド
• 特表平4-501382