特許
J-GLOBAL ID:200903059318534756
振動ジャイロ検出回路
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-173166
公開番号(公開出願番号):特開平8-014916
出願日: 1994年07月04日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 温度変化があっても精度良くヌル波を除去し、温度等によるドリフトを効果的に抑制することができる振動ジャイロ検出回路を提供すること。【構成】 ジャイロ振動素子1のフィードバック電極3から出力されたFB信号は、自励振動回路6と位相補正回路8に送られる。自励振動回路6の出力信号は、駆動電極2に送られる。前記位相補正回路8は感温素子8aを有しており、FB信号を寄生波(ヌル波)が温度変化により移相される位相量だけ移相する。該移相されたFB信号は同期検波回路9に送られる。該同期検波回路9は副方向振動検出電極4、5から出力され、差動増幅回路10で増幅された検出信号を同期検波する。この結果、ドリフトの主因であるヌル波と、同期検波信号との位相ずれが補正され、検出信号の中からヌル波を除去することができる。ヌル波を除去された検出信号は、平滑増幅回路11に送られる。
請求項(抜粋):
ジャイロ振動素子を主方向に振動させている時に発生する、該主方向と直角方向の副方向の振動から角速度を検出する振動ジャイロ検出回路において、前記ジャイロ振動素子から得られたフィードバック信号を、寄生波(ヌル波)が温度変化により移相される位相量だけ移相する手段と、該移相手段により移送されたフィードバック信号を検波信号として、前記副方向の振動によって発生された検出信号を検波する検波回路とを具備し、前記検出信号に含まれているヌル波の検波後残留成分を除去するようにしたことを特徴とする振動ジャイロ検出回路。
IPC (2件):
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