特許
J-GLOBAL ID:200903059326734900

地下帯水層の熱を利用した融雪システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-063748
公開番号(公開出願番号):特開2000-226808
出願日: 1999年02月04日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 揚水深井戸:16や環水深井戸:17を掘らずに、浅帯水層:2の熱で地表を暖めて融雪を行うことで、建設費を削減し、地盤沈下や地下水位の低下を防ぐ融雪システムを提供する。【解決手段】 地下の浅帯水層:2に達する位置まで、掘削用シャフト:3及び連結用シャフト:4を掘削し、掘削用シャフト:3の地中壁面から連結用シャフト:4に向かって、浅帯水層:2を横方向にボーリングし、貫通孔:5を掘削する。さらに、その貫通孔:5には、採熱管:6を挿入敷設し、地表:1の浅い部分に埋設した融雪用放熱チューブ:9との間で循環ポンプ:12を介して連結サイクル管を構成し、この連結サイクル管の内部に不凍液を混入した水を入れ、循環ポンプ:12により循環させ、浅帯水層:2の熱を採熱管:6で採熱して融雪用放熱チューブ:9に送り、地表:1付近で放熱させることにより地表面を暖めて融雪する。
請求項(抜粋):
(イ)地表:1から、地下の比較的浅い部分に存在する地下帯水層:2(以下では浅帯水層:2とする)に達する位置まで、掘削用シャフト:3及び連結用シャフト:4を掘削する。(ロ)掘削用シャフト:3の内部に掘削機を仮設設置し、その地中壁面から連結用シャフト:4に向かって、浅帯水層:2の層内を横方向に掘削機でボーリングし、貫通孔:5を掘削する。(ハ)貫通孔:5には、採熱管:6を挿入敷設し、地表:1の浅い部分に埋設した融雪用放熱チューブ:9との間で、循環ポンプ:12を介して連結サイクル管を構成する。(ニ)この連結サイクル管の内部には不凍液を混入した水を入れ、その水を循環ポンプ:12で循環させ、浅帯水層:2の熱を採熱し融雪用放熱チューブ:9で放熱させながら地表面を暖めて融雪する。
Fターム (2件):
2D051GA06 ,  2D051GB03

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