特許
J-GLOBAL ID:200903059328153963

直噴式ディーゼルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-069940
公開番号(公開出願番号):特開平8-326511
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【課題】 直噴式ディーゼルエンジンにおいてそのコンパクト化を促進するとともに、カム軸受部の信頼性の向上を図る。【解決手段】 吸気用ロッカアーム19と排気用ロッカアーム16とを、そのカム当接部17に対して押接部18をエンジン長手方向にみてシリンダボア中心部側に偏位させた上で、ボアセンタ対応位置にカム軸受部10を配置している。また、ヘッドボルト孔38を、エンジン長手方向にみてシリンダボアからはずれた位置のみに、シリンダボア中心線をはさむように配置し、カム軸受部10のボアセンタ対応位置への配置を容易にしている。かくして、カム軸6をエンジン幅方向にみて可及的にシリンダボア中心部に近づけて配置することができ、エンジン1の幅方向の寸法が可及的に小さくなり、エンジン幅方向におけるエンジン1のコンパクト化とカム軸受部の信頼性の向上とが図られる。
請求項(抜粋):
各気筒毎に2つの吸気弁と2つの排気弁とが設けられていて、上記2つの吸気弁が、平面視で両吸気弁の中心部を通る直線である吸気弁中心線と、各シリンダボアの中心部を通る直線であるシリンダボア中心線とが所定の傾斜した角度で交わるようにして千鳥配置される一方、上記2つの排気弁が、平面視で両排気弁の中心部を通る直線である排気弁中心線と、上記シリンダボア中心線とが所定の傾斜した角度で交わるようにして千鳥配置されている直噴式ディーゼルエンジンにおいて、上記シリンダボア中心線の伸びる方向にみてシリンダボアからはずれた位置にのみ夫々上記シリンダボア中心線をはさむようにして1対のヘッドボルト孔が設けられ、これにより各シリンダボアの周囲に夫々4つのヘッドボルト孔が配置され、平面視で上記シリンダボア中心線と垂直な方向にみてシリンダボアの一方の周縁部の先方に、上記シリンダボア中心線の伸びる方向に伸びエンジン出力軸によって回転駆動される1本のカム軸が配置され、上記シリンダボア中心線の伸びる方向にみてシリンダボア中心部と対応する位置に、上記カム軸を回転可能に支持するカム軸受部が配設され、上記2つの吸気弁が、上記カム軸に設けられた吸気用カムにより揺動駆動される1つの吸気用ロッカアームによって開閉される一方、上記2つの排気弁が、上記カム軸に設けられた排気用カムにより揺動駆動される1つの排気用ロッカアームによって開閉されるようになっていることを特徴とする直噴式ディーゼルエンジン。
IPC (5件):
F01L 1/26 ,  F01L 1/04 ,  F02F 1/00 ,  F02F 1/24 ,  F02F 1/36
FI (7件):
F01L 1/26 C ,  F01L 1/04 D ,  F02F 1/00 H ,  F02F 1/24 F ,  F02F 1/24 R ,  F02F 1/24 J ,  F02F 1/36 C
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭64-012009
  • 特開昭60-032908
  • ディーゼル機関のシリンダヘッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-012191   出願人:いすゞ自動車株式会社
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