特許
J-GLOBAL ID:200903059329048454

画像拡大圧縮回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並木 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-151750
公開番号(公開出願番号):特開平7-015661
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 画像を補間フィルタ処理で拡大または縮小する場合に、周波数特性の劣化の補正と画像の輪郭の強調を行なう。【構成】 遅延回路104は入力信号から第1及び第2の遅延信号を得る。高域成分抽出回路105は入力信号と第1及び第2の遅延信号から第1及び第2の高域成分を抽出する。非線形変換手段106は入力補間係数を、補間係数が1/2の場合を最大とした左右対称な非線形変換特性に基づき変換する。加算器107は変換にて得られた係数に入力オフセット量を加算し補正係数として出力する。乗算器108、109は第1及び第2の高域成分と補正係数を乗算する。加算器110、111は第1及び第2の遅延信号と乗算器109の出力信号を加算する。補間回路112は加算器110、111の出力信号を入力補間係数に従って合成する。
請求項(抜粋):
入力された映像信号に補間フィルタ処理を施して、画像が拡大または圧縮された映像信号を得る画像拡大圧縮回路であって、入力された前記映像信号を所定時間遅延して第1の遅延映像信号として出力すると共に、該第1の遅延映像信号を前記所定時間と同じ時間遅延して第2の遅延映像信号として出力する第1の遅延手段と、入力された前記映像信号と前記第1の遅延手段からの第1の遅延映像信号と第2の遅延映像信号とを用いて、前記第1の遅延映像信号の高域成分である第1の高域成分と前記第2の遅延映像信号の高域成分である第2の高域成分とを抽出して出力する高域成分抽出手段と、画像を拡大または圧縮する際の拡大率または圧縮率に応じた補間係数を順次入力し、該補間係数を非線形変換特性に基づいて変換して出力する非線形変換手段と、オフセット量を入力し、該オフセット量を前記非線形変換手段から出力された係数に加算して、補正係数として出力する第1の加算手段と、前記高域成分抽出手段からの第1の高域成分と前記第1の加算手段から出力された補正係数とを乗算して出力する第1の乗算手段と、前記高域成分抽出手段からの第2の高域成分と前記第1の加算手段から出力された補正係数とを乗算して出力する第2の乗算手段と、前記第1の乗算手段からの出力信号を前記第1の遅延手段からの第1の遅延映像信号に加算して出力する第2の加算手段と、前記第2の乗算手段からの出力信号を前記第1の遅延手段からの第2の遅延映像信号に加算して出力する第3の加算手段と、前記補間係数を順次入力し、前記第2の加算手段からの出力信号と前記第3の加算手段からの出力信号とから、前記補間係数に従って補間画素を作成して、画像が拡大または圧縮された映像信号として出力する補間手段と、を備えて成ることを特徴とする画像拡大圧縮回路。
IPC (2件):
H04N 5/262 ,  H04N 5/208

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