特許
J-GLOBAL ID:200903059331546160

流体軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-005888
公開番号(公開出願番号):特開平11-264410
出願日: 1999年01月13日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 潤滑剤の飛散を阻止できる信頼性が高い流体軸受装置を提供することを目的とする。【解決手段】 一端が下ケースに固定された固定軸2に回転自在に設けられたスリーブ10に、スラスト板7を設けて、フランジ部材4の外周部は、スリーブ10の段部10Aとスラスト板7とによって、フランジ部材4の上面と下面および側面が取り囲み、スリーブ10が回転して遠心力が作用しても、潤滑剤11は凹部4Aに集まって外部へ飛散しない。さらに、固定軸2には、通気穴2E,2F,2H,2Gを形成してあるので、フランジ部材4とラジアル動圧溝3Aの間に存在する空気が膨張した場合であっても潤滑剤11が押し出されることがない。
請求項(抜粋):
一端が下ケースに固定され他端の側にフランジ部材と上軸部を有する固定軸と、前記固定軸が挿通される軸受穴を有するスリーブと、前記スリーブの側に取り付けられ前記フランジ部材の平面に対向する面と前記上軸部の外周面に対向する内径部とを有するスラスト板とを設け、前記固定軸の外周面と前記スリーブの内周面の相互の対向面の少なくともいずれか一方にはラジアル動圧溝を形成し、前記フランジ部材とスラスト板の相互の対向面の少なくともいずれか一方には外側スラスト動圧溝を形成し、前記スリーブの軸受穴の径(D3)よりも前記上軸部の外径および前記スラスト板の内径部の径(D4)を小さく構成するとともに、前記固定軸の上で、前記ラジアル動圧溝とは前記フランジ部材の反対側に隣接し、前記フランジ部材から遠ざかるに従って径が細くなるテーパー部を形成し、前記ラジアル動圧溝と外側スラスト動圧溝は潤滑剤で満たされ、一端が前記固定軸の外周面における前記フランジ部材と前記ラジアル動圧溝のほぼ中間部で開口し、他端が前記固定軸の内部を通って外気に連通する通気穴を形成した流体軸受装置。
IPC (2件):
F16C 17/10 ,  G11B 19/20
FI (3件):
F16C 17/10 A ,  G11B 19/20 E ,  G11B 19/20 D

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