特許
J-GLOBAL ID:200903059331822531

インターネットプロトコルを用いた通信方法及び通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-312175
公開番号(公開出願番号):特開2005-080255
出願日: 2003年09月04日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】動的に変更されるIPアドレスを持った遠隔制御装置にインターネットを通じてアクセスしようとする場合にはDDNSのようなIPアドレスの登録とリクエストに応じてそのアドレスを通知する仕組みが必要である。しかしDDNSでは誰もが遠隔制御装置のIPアドレスを知ることができるため、遠隔制御装置を公開するためでなく私的にアクセスしようとする場合にはセキュリティ上望ましくない。【解決手段】遠隔制御装置からサーバ装置へIPアドレスを通知し、サーバ装置はアクセス権を持ったユーザ装置からの接続要求により遠隔制御装置とユーザ装置の互いのIPアドレスを双方に伝達する。遠隔制御装置は指定されたIPアドレスからの接続のみを許可するようにルータのIPフィルタを設定することで安全に通信を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ネットワーク上に配置されたユーザ装置と、該ユーザ装置からの該ネットワークを経由した直接、または間接 的な要求によって遠隔制御される遠隔制御装置と、該ユーザ装置と該遠隔制御装置との間の論理的接続を補助 するサーバ装置とからなり、該ユーザ装置と該遠隔制御装置のいずれか一方、または双方のネットワーク上で のアドレスが動的に変化するネットワークシステムにおいて、 該遠隔制御装置は、定期的、または自身のネットワークアドレスが変化した場合において、該サーバ装置に対 して、該遠隔制御装置自身のネットワークアドレス情報と、該サーバ装置が該遠隔制御装置を個別に識別する ための装置固有情報とを送信する機能と、該サーバ装置から該ネットワークを経由して伝達されたネットワー クアドレスの装置からの接続のみを許可し、これ以外のネットワークアドレスの装置からの接続を拒絶する機 能とを具備し、該サーバ装置は該遠隔制御装置から伝達された該遠隔制御装置のアドレスと、該装置固有情報 と該遠隔制御装置へのアクセス権を有するユーザ識別情報とを関連付けて管理する機能を具備し、 該ユーザ装置が、該サーバ装置に対して、該遠隔制御装置に接続したい旨を伝達し、これに応じて該サーバ装 置は、該ユーザ装置が該遠隔制御装置へのアクセス権を有することを確認し、該ユーザ装置に対して該遠隔制 御装置のネットワークアドレスを伝達するとともに、該遠隔制御装置に対して該ユーザ装置のネットワークア ドレスを伝達し、これに応じて該遠隔制御装置は該ユーザ装置のネットワークアドレスからの接続を許可する ように自身を設定し、これにより該ユーザ装置から該遠隔制御装置への接続がなされ通信を開始することを特 徴とする通信方法および通信システム。
IPC (2件):
H04L12/66 ,  H04L12/56
FI (2件):
H04L12/66 B ,  H04L12/56 B
Fターム (9件):
5K030GA15 ,  5K030HA08 ,  5K030HC01 ,  5K030HD03 ,  5K030HD06 ,  5K030KA06 ,  5K030KX24 ,  5K030MA13 ,  5K030MD10
引用特許:
出願人引用 (1件)

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