特許
J-GLOBAL ID:200903059332867610

受信信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-037254
公開番号(公開出願番号):特開平11-234024
出願日: 1998年02月19日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 特別なトレーニング系列を加えることなく正確に動作可能な、アレーアンテナで受信した信号の処理装置を提供する。【解決手段】 タイミング制御用信号系列を参照信号として用い、アレーアンテナでビームをスキャンすることにより信号対雑音電力比を高めた受信信号に含まれるタイミング制御用信号系列のタイミングを検出してタイミング制御用信号系列を抽出することにより参照信号と相関の強い信号を得ることができる。これらの信号からアダプティブアレーアンテナの荷重係数を計算することにより、所望波入射方向に主ビームを形成し、干渉波入射方向に零点を形成することができる。
請求項(抜粋):
所定の配置形状で配置された複数N個のアンテナ素子からなるアレーアンテナと、上記アレーアンテナの複数N個のアンテナ素子によってそれぞれ受信された複数N個の受信信号を複数のディジタル信号にA/D変換して同相信号および直交信号を出力する変換手段と、上記変換手段から出力される複数N個のディジタル信号に対して、所定の時間ごとに複数I個の方向にビームを形成するための荷重係数を乗ずることによってビームを走査し、ビーム走査方向ごとに複数I個の信号を出力するビーム走査手段と、上記ビーム走査手段の複数I個の出力信号から、受信信号に含まれる所定のタイミング制御用信号のタイミングを検出して出力するタイミング検出手段と、上記タイミング検出手段出力に基づいて上記変換手段から出力される複数N個のディジタル信号からタイミング制御用信号を抽出して出力する信号抽出手段と、所定のタイミング制御用信号をあらかじめ記憶格納する信号記憶手段と、上記信号抽出手段から出力された信号と上記信号記憶手段に格納された所定のタイミング制御用信号から相関処理を行い、所望波の方向に主ビームを形成しかつ干渉波の到来方向に零点を形成するように複数N個の荷重係数値を演算して出力する荷重係数演算手段と、上記変換手段から出力される複数N個のディジタル信号に対して、上記荷重係数演算手段から出力される複数N個の荷重係数値をそれぞれ乗ずる荷重係数乗算手段と、上記荷重係数乗算手段から出力される複数N個のディジタル信号を合成して出力する信号合成手段と、を備えたことを特徴とする受信信号処理装置。
IPC (3件):
H01Q 3/26 ,  H01Q 25/00 ,  H04B 1/10
FI (4件):
H01Q 3/26 Z ,  H01Q 3/26 C ,  H01Q 25/00 ,  H04B 1/10 L
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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