特許
J-GLOBAL ID:200903059336271509

焼付硬化性に優れた溶融亜鉛メツキ冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-219065
公開番号(公開出願番号):特開平5-059443
出願日: 1991年08月29日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、TiとNbを複合添加した極低炭素鋼を素材にして、ライン内焼鈍方式の連続溶融亜鉛メッキ設備によって、優れた焼付硬化性を有する深絞り用溶融亜鉛メッキ鋼板を製造する方法に関するものである。【構成】 TiとNbをC、Nに対して適正に添加すること、およびS量を増加して炭窒化物を制御することにより、優れたBH性が付与され、かつ優れた成形性を有する溶融亜鉛メッキ冷延鋼板が製造できる。
請求項(抜粋):
重量で、C:0.0005〜0.0040%、Si:0.8%以下、Mn:0.03〜1.0%、P:0.15%以下、S:0.004〜0.015%、Al:0.01〜0.1%、N:0.0005〜0.0060%および残部Feと不可避的不純物からなり、かつTiとNbを複合添加することを必須条件とし、Tiは0.009〜0.05%で、かつTi>48/14・Nを満たす範囲で含有し、Nbは0.005〜0.02%で、かつNb≧93/12〔C-0.0015〕を満たす範囲内で含有する鋼を(Ar3 -100)°C以上の仕上温度で熱間圧延した後、500〜750°Cの温度で巻取り、ついで圧下率60%以上で冷間圧延した後、ライン内焼鈍炉を有する連続溶融亜鉛メッキラインで700〜850°Cの温度範囲で再結晶焼鈍を行い、冷却過程中に亜鉛メッキを施すことを特徴とする焼付硬化性に優れた溶融亜鉛メッキ冷延鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C23C 2/02 ,  C23C 2/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14

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