特許
J-GLOBAL ID:200903059339795266

タイヤ加硫方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-259639
公開番号(公開出願番号):特開2000-084935
出願日: 1998年09月14日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 狭い面積でも設置が可能なタイヤ加硫装置11を提供し、敷地の有効利用を図る。【解決手段】 弧状セグメント22と下モールド12とを連結している揺動可能な平行リンク35を、上下に重なり合うよう配置された対をなすリンク35a、bから構成している。この結果、前記対をなすリンクを半径方向に重なり合うよう配置した場合に比較して、対をなすリンクの下端間の距離の2倍だけ加硫装置11の外径を小さくすることができる。
請求項(抜粋):
タイヤの一方のサイドウォール部を主に型付けする下モールドと、下モールドに接近離隔可能でタイヤの他方のサイドウォール部を主に型付けする上モールドと、下、上モールド間に設置され、全体としてリング状を呈するとともに円周方向に並べられた複数個の弧状セグメントからなり、タイヤのトレッド部を主に型付けするとともに、下、上モールドと密着して閉止したとき、内部に未加硫タイヤを収納する加硫空間が形成されるセクターモールドと、セクターモールドに接近離隔可能で、該セクターモールドに接近したとき、内周に設けられたテーパ面により弧状セグメントを同期して半径方向内側に移動させて互いに密着させるテーパリングと、対をなすリンクを上下に重なり合うよう配置することで構成し、上端部が各弧状セグメントに下端部が下モールドに回動可能に連結され、モールド閉止時には上方に向かって半径方向内側に傾斜している平行リンクと、弧状セグメントの半径方向外側への移動により平行リンクが下モールドとの連結点を中心として直立位置を越えるまで外側に向かって揺動したとき、各弧状セグメントの移動を停止させるストッパーとを備えたタイヤ加硫装置を準備する工程と、平行リンクが直立位置を越えるまで外側に向かって揺動するとともに、各弧状セグメントがストッパーにより停止されることで半径方向外側限において停止しているとき、未加硫タイヤを搬入して下モールド上に載置する工程と、テーパリングをセクターモールドに接近させて弧状セグメントを互いに密着して連続リング状となるまで半径方向内側に同期移動させることにより、平行リンクを上方に向かって半径方向内側に傾斜するまで内側に揺動させるとともに、上モールドを下モールドに接近させることにより、上、下モールドおよびセクターモールドを互いに密着させ、前記未加硫タイヤをモールド内に収納する工程と、モールド内に収納された未加硫タイヤを加硫し、下、上モールドにより未加硫タイヤのサイドウォール部を主に型付けするとともに、セクターモールドによりトレッド部を主に型付けする工程と、テーパリングをセクターモールドから離隔させるとともに、上モールド、加硫済みタイヤを上昇させることにより、各弧状セグメントを引き上げて平行リンクを外側に向かって揺動させるとともに、各弧状セグメントを半径方向外側に向かって移動させる工程と、慣性によって半径方向外側に移動している弧状セグメントをストッパーによって停止させる工程とを備えたことを特徴とするタイヤ加硫方法。
IPC (5件):
B29C 33/02 ,  B29C 35/02 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00
FI (2件):
B29C 33/02 ,  B29C 35/02
Fターム (10件):
4F202AH20 ,  4F202CA21 ,  4F202CB01 ,  4F202CU04 ,  4F202CV03 ,  4F202CX06 ,  4F203AH20 ,  4F203DA11 ,  4F203DB01 ,  4F203DC01

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