特許
J-GLOBAL ID:200903059347320447

エレベータの非常止め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-261722
公開番号(公開出願番号):特開平9-104572
出願日: 1995年10月09日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 通常運転中に異常加振が加えられて動作した場合における乗りかご内の乗客の転倒を防止したエレベータの非常止め装置を提供する。【解決手段】 面圧と摺動速度の積が増加するに伴って摩擦係数が減少する傾向の摩擦特性を有する材料で構成すると共に、昇降用ガイドレール2に押圧される摺動面8a,9aを多段に形成した制動子1とし、非常止め装置4が、通常運転中に異常加振が加えられて動作した場合と、ロープ切れ等の異常が発生して非常動作した場合とでは、昇降用ガイドレール2に押圧力を加える接触面積を異ならせ、面圧と摺動速度の積であるPV値を介して摩擦係数を変化させ、これによって制動力を変えるようにした。
請求項(抜粋):
昇降用ガイドレールに押圧される摺動面を有する制動子を備えて構成したエレベータの非常止め装置において、上記制動子は、面圧と摺動速度の積が増加するに伴って摩擦係数が減少する傾向の摩擦特性を有する材料で構成すると共に、上記摺動面を多段に形成したことを特徴とするエレベータの非常止め装置。

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