特許
J-GLOBAL ID:200903059353868195

多層盛溶接の制御方法及び多層盛溶接装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-016232
公開番号(公開出願番号):特開平10-216940
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】溶接断面積が不均一で、かつ溶接姿勢が変化する溶接においても適切な溶接条件制御を行うことができ、また、センサで誤検出が生じた時や検出が不可能になった時でも適切な溶接トーチ位置の倣い制御を行うことができる多層盛溶接の制御方法および多層盛溶接装置を提供する。【解決手段】光学式センサ及び溶接トーチを搭載した溶接ヘッドを駆動させて、光学式センサに溶接状態を検出させると共に、ほぼ一定時間間隔で取得するその検出データ群から面積差分倍率を算出し、この面積差分倍率の特性に基づいて溶接パス毎の溶着量の補正制御を行わせる。
請求項(抜粋):
溶接ワークの突き合せ部に形成された開先継手に対し、この開先継手表面にスリット光の照射とその反射像を撮るカメラを備えた光学式センサ、及びこの光学式センサより得られる開先画像を処理する画像処理装置によって検出する検出情報と、溶接ヘッドの駆動制御及び溶接トーチへの溶接条件の出力制御が可能な溶接制御装置で演算処理する演算情報に基づいて多層盛溶接を行う制御方法において、前記溶接制御装置の指令によって前記光学式センサ及び溶接トーチを搭載した溶接ヘッドを駆動させ、また、前記画像処理装置を介して前記光学式センサに開先中心ずれ、未溶接面積、開先肩幅、最大開先深さ、開先角度などを検出させると共に、ほぼ一定時間間隔で取得するその検出データ群の中から未溶接面積の値の抽出及び平均化の処理を行い、さらに、この未溶接面積の検出値と溶接データファイルに記載の予測値との差及び溶接パス当たりのワイヤ溶着面積の割合から面積差分倍率を算出し、この面積差分倍率の特性に基づいて溶接速度と溶接電流を増減させ、あるいはワイヤ送り速度を増減させて、溶接パス毎の溶着量の補正制御を行うようにしたことを特徴とする多層盛溶接の制御方法。
IPC (5件):
B23K 9/127 509 ,  B23K 9/127 ,  B23K 9/127 508 ,  B23K 9/095 501 ,  B23K 9/095
FI (5件):
B23K 9/127 509 D ,  B23K 9/127 509 F ,  B23K 9/127 508 B ,  B23K 9/095 501 C ,  B23K 9/095 501 G
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-262463

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