特許
J-GLOBAL ID:200903059354017113

高捩り疲労強度高周波焼入れ鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-356488
公開番号(公開出願番号):特開平10-195589
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 軸部品として優れた捩り疲労強度を有し、且つその製造時には冷間加工性のような製造性に優れている高周波焼入れ鋼材を提供する。【解決手段】 重量比で、C:0.35〜0.6%、Si:0.01〜0.15%、Mn:0.2%〜1.6%、S:0.005〜0.15%、Al:0.01〜0.06%、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0005〜0.005%、N:0.0015〜0.008%を含有し、さらに必要に応じて特定量のCr、Mo、Ni、Nb、Vの1種または2種以上を含有した組成からなり、硬化層深さと部品半径の比が0.3〜0.6で且つ投影芯部硬さがHV400以上であるか、或いは硬化層深さと部品半径の比が0.4〜0.75で且つ投影芯部硬さと硬化層硬さの比が0.56以上であるか、さらに又は断面内平均硬さがHV560以上であることを特徴とする高捩り疲労強度高周波焼入れ鋼材。
請求項(抜粋):
重量比として、C:0.35〜0.60%、Si:0.01〜0.15%、Mn:0.2〜1.60%、S:0.005〜0.15%、Al:0.010〜0.06%、Ti:0.005〜0.050%B:0.0005〜0.005%、N:0.0015〜0.008%、を含有しP:0.020%以下、Cu:0.05%以下、O:0.0025%以下にそれぞれ制限し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、有効硬化層深さtと部品半径rの比t/rが0.3〜0.6であり、かつ下記で定義される投影芯部硬さHp-coreがHV400以上であることを特徴とする高捩り疲労強度高周波焼入れ鋼材。投影芯部硬さの定義:有効硬化層深さt、部品半径r、芯部硬さHcoreとした時、投影芯部硬さ Hp-core=Hcore/(1-t/r)
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (4件)
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