特許

J-GLOBAL ID：200903059362795060

複層回折光学素子及びその作製方法

発明者： 横田 正明
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 日比谷 征彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-167731
公開番号（公開出願番号）：特開平11-344611
出願日： 1998年06月01日
公開日（公表日）： 1999年12月14日
要約：

【要約】【課題】 複数の回折格子を正確かつ容易に位置合わせ可能な複層回折光学素子を形成する。【解決手段】 2つの回折格子の位置ずれが0.5μm以下となるように、正確に回折面形状を加工した金型21をスリーブ22にセットし、回折格子と反対側に光学面を形成するための型23及び24をそれぞれセットする。これによって、同一スリーブ22内に2つのキャビティ25、26が形成され、両キャビティ25、26それぞれに、注入口27、28から互いに異なる樹脂を注入して射出成形を行う。次に、これらの回折光学素子を鏡筒内で正確に外径の位置合わせを行って接着し2層回折光学素子を得る。

請求項（抜粋）：

同一又は異なる形状の複数の回折面を重ね合わせた複層回折光学素子であって、同一外筒内に載置した型により異なる2種類の材料を成形することを特徴とする複層回折光学素子。