特許
J-GLOBAL ID:200903059371867724

エンジンの吸気ポート加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148895
公開番号(公開出願番号):特開平8-014123
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 燃料の気化を促進しつつシリンダへの効果的な燃料供給を可能にし、また、吸気ポート内壁の付着燃料をも気化させる。【構成】 吸気ポート1aの内壁に沿って形成された2重管内側の筒状部材10が磁性体で形成され、この筒状部材10の外周に、誘導コイル11が巻回されて樹脂モールドされている。さらに、この樹脂モールド部分12の外側が、高透磁率の材料からなる筒状部材13によって覆われており、コントローラ7によって前記誘導コイル11に高周波電流を通電して高周波磁界を発生させると、渦電流損によるジュール熱が発生し、筒状部材10によって形成される吸気ポート内壁が加熱される。これにより、吸気抵抗がないヒータ構造としてインジェクタ5の下流のポート全内壁を加熱することができ、広範囲な燃料の気化促進が可能となる。
請求項(抜粋):
エンジンの吸気ポート内壁を形成する磁性体からなる第1の部材(10)と、前記第1の部材(10)の外周に巻回され、前記第1の部材(10)を透過する磁束を発生するための誘導コイル(11)と、前記誘導コイル(11)を覆って前記第1の部材(10)及び前記誘導コイル(11)を吸気ポートに固定し、前記誘導コイル(11)で発生する磁束の外部漏洩を低減するための第2の部材(13)と、前記誘導コイル(11)に高周波電流を通電して交番磁界を発生させ、前記第1の部材(10)によって形成される吸気ポート内壁表面を加熱制御する制御手段(7)とを備えたことを特徴とするエンジンの吸気ポート加熱装置。
FI (2件):
F02M 31/12 301 G ,  F02M 31/12 301 K

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