特許
J-GLOBAL ID:200903059376105571

感圧電流遮断機構を有する電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-022850
公開番号(公開出願番号):特開2001-216954
出願日: 2000年01月31日
公開日(公表日): 2001年08月10日
要約:
【要約】【目的】 外装体シール部のスペースを利用して、コンパクトにできて薄さを生かせ、また、遮断部を外装体シール部に貼り付けるのに比べ、遮断部の固定が容易で取付精度も出しやすく、かつ接着剤等の影響が無く、また、外装体シール部自体の強度にもほとんど影響されない感圧電流遮断機構を有する電池を提供する。【構成】 遮断部5は、外装体1の外側にあって、その一端が発電体の上面にあり、内圧の上昇に伴い外側に変位する作動部材6と、発電体を間にして、作動部材6の反対側に位置する固定部材7と、外装体シール部4の上面方向にあって、固定部材7に固定された保持部材8と、保持部材8に保持され、一端が取り出し端子の少なくとも1つに電気的に接続され、他端が外部電極に電気的に接続された導電路を有するエレメント9とを有する。
請求項(抜粋):
板状の発電体と、前記発電体を内蔵し、気密性を有し、内圧により変形可能な外装体と、前記発電体から前記外装体の外部への電路となる複数の取り出し端子と、前記発電体端面方向に位置し、前記発電体が内蔵された部分の厚さより薄く、前記外装体の一部をなす外装体シール部と、遮断部と、を有し、該遮断部は、前記外装体の外側にあって、少なくともその一端が前記発電体の上面あるいは下面にあり、内圧の上昇に伴い外側に変位する作動部材と、前記発電体を間にして、少なくともその一部が前記作動部材の反対側に位置する固定部材と、前記外装体シール部の上面又は下面方向にあって、前記固定部材に固定された絶縁性の保持部材と、前記保持部材に保持され、一端が前記取り出し端子の少なくとも1つに電気的に接続され、他端が外部電極に電気的に接続された導電路を有するエレメントと、を有し、前記作動部材の他端は、前記エレメントの前記外装体シール部側に位置し、前記作動部材の一端が内圧により変位すると、それに伴い前記作動部材の他端も変位し、所定量以上変位すると、前記エレメントを遮断することを特徴とする感圧電流遮断機構を有する電池。
Fターム (3件):
5H022CC08 ,  5H022CC12 ,  5H022KK01

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