特許
J-GLOBAL ID:200903059380963167

高度オレフィン製造の流動接触分解

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-592371
公開番号(公開出願番号):特表2002-534555
出願日: 1999年12月03日
公開日(公表日): 2002年10月15日
要約:
【要約】大細孔ゼオライト分解触媒を用いる流動接触分解装置(10)におけるプロピレン製造において、ナフサ分解ライザー(12)および中細孔ゼオライト触媒成分を前記装置(10)に加え、ナフサ分解物の少なくとも一部分をナフサライザー(12)に循環することにより、より多くのプロピレンが製造される。大細孔サイズのゼオライトには好ましくはUSYゼオライトが含まれ、また中細孔サイズには好ましくはZSM-5が含まれる。ナフサライザー(12)へのナフサ原料の単位量当たりのプロピレン製造量は、60〜300 ゚Fナフサ分解物を原料として用いることにより最大化される。
請求項(抜粋):
C3オレフィン製造を向上した流動接触分解方法であって、(a)FCC原料を、第一の分解反応域において、前記原料を接触分解し、ナフサを含むより低沸点の炭化水素、プロピレン含有軽質オレフィン、およびストリッピング可能な炭化水素とコークとを含む廃触媒粒子を製造するのに効果的な反応条件で、大細孔および中細孔ゼオライト成分を含む微粒子の高温再生分解触媒と接触させる工程と、(b)工程(a)で製造された前記のより低沸点の炭化水素を、分離域において前記廃触媒粒子から分離し、前記触媒粒子を、ストリッピング域においてストリッピングして、前記ストリッピング可能な炭化水素を除去してストリッピングされたコーク化触媒粒子を製造し、前記分離およびストリッピング域は同じ槽内にある工程と、(c)前記第一の反応域で製造された前記ナフサの少なくとも一部分を、第二の別の分解反応域において、前記ナフサを接触分解し、より多くのプロピレン含有軽質オレフィンを含むより低沸点の炭化水素、およびストリッピング可能な炭化水素とコークとを含む廃触媒粒子を製造するのに効果的な反応条件で、前記高温の再生された微粒子の分解触媒と接触させる工程と、(d)前記のより低沸点の炭化水素を、前記分離域において前記廃触媒粒子から分離し、前記粒子を、前記ストリッピング域においてストリッピングして、前記ストリッピング可能な炭化水素を除去してストリッピングされたコーク化触媒粒子を製造する工程と、(e)工程(b)および(d)で製造された前記ストリッピングされたコーク化触媒粒子を再生域中に送り、そこで前記粒子は、前記コークを燃焼し尽くして前記高温の再生触媒粒子を製造するのに効果的な条件で、酸素と接触される工程と、(f)前記高温の再生粒子を、前記第一および第二の分解反応域中に送り、そのいずれもが別のライザー内にある工程と、を含む流動接触分解方法。
IPC (4件):
C10G 51/02 ,  B01J 29/40 ,  C10G 11/05 ,  C10G 11/18
FI (4件):
C10G 51/02 ,  B01J 29/40 M ,  C10G 11/05 ,  C10G 11/18
Fターム (21件):
4G069AA02 ,  4G069BA07A ,  4G069BA07B ,  4G069BD07A ,  4G069CC07 ,  4G069DA08 ,  4G069FC05 ,  4G069ZA05A ,  4G069ZA05B ,  4G069ZA11A ,  4G069ZA11B ,  4H029BA02 ,  4H029BA10 ,  4H029BA12 ,  4H029BB03 ,  4H029BB05 ,  4H029BE12 ,  4H029BE13 ,  4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H029DA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-197591
  • 特開平3-197591
  • 特開平3-197591
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