特許
J-GLOBAL ID:200903059384711081

探傷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-245041
公開番号(公開出願番号):特開平6-294778
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 車軸超音波探傷装置の自動化を図るとともに、探傷結果の再現性を良くする。【構成】 探触子ヘッド2a,2bに、空中超音波探触子21、垂直探触子22、変位センサ24を配置、探触子ヘッド2a,2bの移動量を検出する移動量検出部4a,4bを備え、車軸1の端面のセンタ穴、ネジ穴、刻印の検知を行う。また、超音波探傷装置5の探傷時のゲート設定を順次分割して設定する。
請求項(抜粋):
センタ穴が形成された端面を有する軸を探傷する探傷装置において、上記センタ穴に対応して設けられ、上記端面の中心を検知するための第1のセンサ、上記第1のセンサよりも外側に配置された欠陥検知のための第2のセンサとを有し、上記端面に対向して配置されるセンサヘッドと、上記第1のセンサを、上記端面に対し、そのセンタ穴を横切りかつ互いに交差する第1、第2の直線方向に移動させ、また第2のセンサを上記端面に対しそのセンタ穴を中心とする同心円方向に回転させるように上記センサヘッドを可動させる可動手段と、上記第1のセンサが、上記第1の直線方向に沿って上記センタ穴を横切るように上記端面上を移動したときに、上記第1のセンサで得られるセンサヘッドの移動距離に対応した信号レベルに基づき第1の直線の第2の直線との交点を示す第1のセンサの移動開始位置から停止位置までの移動距離の中心位置A1 を求めるとともに、その停止位置から中心位置A1 までのもどり量F1 を求める手段、上記第1のセンサが上記第2の直線方向に沿って上記センタ穴を横切るように上記端面上を移動したときに、上記第1のセンサで得られた移動距離に対応した信号レベルに基づいて軸の端面の中心を示す第1のセンサの移動開始位置から停止位置までの移動距離の中心位置A2 を求めるとともに上記第1のセンサの停止位置から上記中心位置A2 までのもどり量F2 を求める手段とを有する演算手段と、この演算手段の出力を受けて上記可動手段を制御する制御手段と、上記第1のセンサが上記中心位置A2 の位置に対応し、かつ上記センサヘッドが軸の端面に対接した状態で上記センサヘッドが回転したときに得られる上記第2のセンサの探傷信号を処理する手段とを具備したことを特徴とする探傷装置。

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