特許
J-GLOBAL ID:200903059386377260

製鋼工程で発生するスラグの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-211017
公開番号(公開出願番号):特開2002-068789
出願日: 2000年01月12日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 製鋼工程で発生するPbを含んだスラグのPbを不溶化し、かつ、難水和膨張性とする。【解決手段】 製鋼工程で発生しPbを0.001mass %以上含み、溶鋼の浴面上から分離したスラグを、加熱処理して溶融させた後に、スラグ塩基度[(T.CaO)/(SiO2)] 1.5以下で、かつ、(MgO) 濃度12mass%以下となるように調整することにより、Pbを不溶化し、かつ、難水和膨張性とする。但し、(T.CaO) はスラグ中に含まれる全(Ca)を(CaO) に換算した濃度(mass%)、(SiO2)はスラグ中(SiO2)濃度(mass%) 、(MgO) はスラグ中(MgO) 濃度(mass %) である。 本発明のスラグは蒸気膨張率が1.5 %以下を満足し、かつ、スラグからのPb溶出量が環境基準値を満足するので、スラグを資源として活用することが可能になる。
請求項(抜粋):
製鋼工程で発生しPbを0.001mass %以上含み、溶鋼の浴面上から分離あるいは除去したスラグを、加熱処理して溶融させた後に、スラグ塩基度[(T.CaO)/(SiO2)] 1.5以下で、かつ、(MgO) 濃度12mass%以下となるように調整することにより、Pbを不溶化し、かつ、難水和膨張性とすることを特徴とする製鋼工程で発生するスラグの処理方法。〔但し、(T.CaO) はスラグ中に含まれる全(Ca)を(CaO) に換算した濃度(mass%)、(SiO2)はスラグ中(SiO2)濃度(mass%) 、(MgO) はスラグ中(MgO) 濃度(mass %) 。〕
IPC (3件):
C04B 5/06 ZAB ,  C21C 7/00 ,  C21C 5/36
FI (3件):
C04B 5/06 ZAB ,  C21C 7/00 J ,  C21C 5/36
Fターム (5件):
4G012JL03 ,  4G012JM04 ,  4K013CF01 ,  4K070AB11 ,  4K070BC13

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