特許
J-GLOBAL ID:200903059412625617

後部蓋錠として形成された自動車錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-179939
公開番号(公開出願番号):特開平10-061288
出願日: 1997年07月04日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 自動車錠を構造的な観点および組み立て技術的な観点から簡単化する。【解決手段】 鎖錠装置の解錠レバー8は捻心13と同軸に軸承された双腕レバーであり、解錠レバーの一方のレバーアームは係止爪操作レバーアーム8aとして作用し、他方のレバーアームはスピンドルナット12と協働する。回転ラッチ6と係止爪7と捻心13を備えた解錠レバーの範囲に、2個の電気スイッチ16,17が設けられている。解錠レバーはスピンドルナットによって開放位置に動かされる。捻心はキーを介して鎖錠シリンダによって第1の回転角度だけ回転させられるときに、スイッチ16が捻心によって操作される。捻心はキーを介して鎖錠シリンダによって第2の回転角度だけ回転させられるときに、解錠レバーは開放位置に動かされる。係止爪が解錠レバーによって閉鎖位置から開放位置へ動かされるときに、スイッチ17は係止爪のブラケット7aによって操作される。
請求項(抜粋):
錠薄板(3)とケース蓋(4)からなる錠ケース(2)と、この錠ケース(2)内に設けられた鎖錠装置(5)と、電気式駆動装置(9)を備え、鎖錠装置が回転ラッチ(6)と係止爪(7)と解錠レバー(8)を備え、電気式駆動装置がモータ(10)とスピンドル(11)とスピンドルナット(12)を備え、後部蓋錠が遠隔操作装置によって操作され、かつ電気式中央鎖錠装置およびまたは電気式盗難警報装置と統合されている、後部蓋錠(1)として形成された自動車錠において、1.1) 解錠レバー(8)が捻心(13)と同軸に軸承された双腕レバーであり、1.2) 解錠レバー(8)の一方のレバーアームが係止爪操作レバーアーム(8a)として作用し、他方のレバーアームがスピンドルナット(12)と協働し(8b)、1.3) 捻心(13)が解錠レバー(8)上に設けられた円筒形の捻心収容部材(14)によって取り囲まれ、捻心(13)が捻心収容部材(14)を貫通し、1.4) 回転ラッチ(6)と係止爪(7)と捻心(13)を備えた解錠レバー(8)の範囲に、2個の電気スイッチ(16,17)が設けられ、すなわち捻心によって操作されるスイッチ(16)と係止爪によって操作されるスイッチ(17)が設けられ、この場合更に、鎖錠装置全体が次にように形成されている、すなわち、1.5) 解錠レバー(8)がスピンドルナット(12)によって開放位置に動かされ、しかし捻心(13)は鎖錠シリンダを介して零位置に保持され、1.6) 捻心(13)が差し込まれたキーを介して鎖錠シリンダによって第1の回転角度だけ回転させられるときに、捻心によって操作されるスイッチ(16)が捻心(13)によって操作され、1.7) 捻心(13)がキーを介して鎖錠シリンダによって第2の回転角度だけ回転させられるときに、解錠レバー(8)が開放位置に動かされ、1.8) 係止爪(7)が解錠レバー(8)によって閉鎖位置から開放位置へ動かされるときに、係止爪によって操作されるスイッチ(17)が係止爪(7)のブラケット(7a)によって操作され、この場合、捻心によって操作されるスイッチ(16)を第1の回転角度だけ操作することにより、場合によって作用状態にあった盗難防止警報装置が作用しなくなり、電気式駆動装置(9)のモータ(10)が後部蓋錠(1)を開放するために直接的にまたは間接的に始動させられ、盗難警報装置が作用状態にあるときに、後部蓋錠を手動操作することによって係止爪によって操作されるスイッチ(17)を操作することにより、警報が発せられ、係止爪によって操作されるスイッチ(17)を規定通りに操作することにより、トランクルーム照明装置のスイッチが入り、およびまたは後部蓋錠(1)の鎖錠状態が表示されることを特徴とする自動車錠。
IPC (3件):
E05B 65/19 ,  B60J 5/10 ,  B60R 25/10 603
FI (4件):
E05B 65/19 N ,  E05B 65/19 D ,  B60J 5/10 H ,  B60R 25/10 603

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