特許
J-GLOBAL ID:200903059420803370

内燃機関の燃料噴射開始時期検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-221640
公開番号(公開出願番号):特開平6-066193
出願日: 1992年08月20日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】燃料噴射ポンプや噴射ノズルを備えた内燃機関で、燃料系の経時変化や製造誤差等に影響されることなく、燃料噴射開始時期をより正確に求める。【構成】ディーゼルエンジン3に燃料噴射ノズル4を設け、同ノズル4へ燃料噴射ポンプ1から燃料を圧送させる。燃料噴射ノズル4に燃料圧力を検出する圧力センサ47と、同ノズル4の針弁のリフト量を検出するリフトセンサ48を設ける。そして、ECU71により、圧力センサ47より得られる燃料圧力の変化率を演算し、その演算結果より、燃料圧力の増加過程でその増加率が最初に正から負へと変化する時点を求め、その時点を燃料噴射ノズル4からの燃料噴射開始時期と判断する。又、ECU71により、噴射開始時期と各時点での燃料圧力及び針弁リフト量等に基づき、燃料の実噴射量を演算し、その実噴射量が目標噴射量と一致するように燃料噴射量制御を実行する。
請求項(抜粋):
所定レベル以上の燃料圧力を得て内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射ノズルと、前記燃料噴射ノズルへ燃料を圧送する燃料噴射ポンプと、前記燃料噴射ポンプから前記燃料噴射ノズルへ圧送される燃料の圧力を検出する燃料圧力検出手段と、前記燃料圧力検出手段の検出結果に基づき、燃料圧力の変化率を演算する燃料圧力変化率演算手段と、前記燃料圧力変化率演算手段の演算結果に基づき、燃料圧力の増加する過程の間でその燃料圧力の増加率が最初に正から負へと変化する時点を求めて前記燃料噴射ノズルからの燃料噴射開始時期と判断する噴射開始時期判断手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射開始時期検出装置。
IPC (5件):
F02D 45/00 364 ,  F02D 41/02 385 ,  F02D 41/20 385 ,  F02D 41/40 ,  F02M 65/00 305

前のページに戻る