特許

J-GLOBAL ID：200903059421462372

岩盤崩壊の検知方法及び岩盤内亀裂の安定性評価方法

発明者： 小杉 昌幸 ,  大西 有三
出願人/特許権者： 経済産業省産業技術総合研究所長 ,  小杉 昌幸 ,  大西 有三
代理人 (2件)： 飯郷 豊 ,  飯郷 豊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-055225
公開番号（公開出願番号）：特開2001-241045
出願日： 2000年03月01日
公開日（公表日）： 2001年09月04日
要約：

【要約】【課題】 岩盤内部の微小破壊の発生位置を特定することが可能で、本質的な亀裂進展破壊に関する時間的予測、方向、規模を定量的に評価し得る。【解決手段】 挙動監視装置1は、岩盤2内の亀裂などの不連続面3を貫通するように穿った孔井4内に、この不連続面3の位置を確認しながら固定する。孔井4の奥部には破壊音を検出するAE計測装置5を設け、不連続面3を挟む位置には亀裂の三次元変形を検出するジョイント変位計6を固定する。AE計測装置5には同一直線上にない少なくとも2個以上のAEセンサを配置することにより同一破壊音の検知時間における差を解析し微小破壊の発生源に対する方向、距離を求める。

請求項（抜粋）：

岩盤内の不連続面を貫通する孔井を穿設し、この不連続面の位置を確認しながら孔井の円周方向に同一直線上にない少なくとも2個以上のAEセンサを配設し、これらのAEセンサを介して岩盤の破壊に伴って発生する破壊音(AE)を前記不連続面を含む平面内において二次元方向から検出し、時間経過に関連したAEカウント数から微小破壊の発生位置とその進捗プロセスを評価することを特徴とする岩盤崩壊の検知方法。

IPC (5件)：

E02D 17/20 106 ,  E02D 1/00 ,  G01H 11/08 ,  G01V 1/20 ,  G01V 1/40

FI (5件)：

E02D 17/20 106 ,  E02D 1/00 ,  G01H 11/08 D ,  G01V 1/20 ,  G01V 1/40

Fターム (9件)：

2D043AB06 ,  2D043AC01 ,  2D043BA10 ,  2D044EA07 ,  2G064AB09 ,  2G064BA03 ,  2G064BD18 ,  2G064CC13 ,  2G064CC46

引用特許：

審査官引用 (1件)

• AE計測による地山の評価方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-277826   出願人：株式会社フジタ