特許
J-GLOBAL ID:200903059450704741

無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-348409
公開番号(公開出願番号):特開平9-236161
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造で無段変速機の変速比を自動的に制御する。【解決手段】 無段変速機Tは、入力軸23の外周に支持したドライブフェース29と、出力軸22の外周に支持したドリブンフェース30と、コーンホルダー31,56に支持されて前記両フェース29,30に当接する複数のダブルコーン39と、ケーシング1及びコーンホルダー31,55間に設けたトルクカム機構33とを備える。トルクカム機構33はコーンホルダー31,56に設けたローラ36と、ケーシング1の内壁に軸線Lと傾斜するように設けられて前記ローラ36が係合するガイド溝41 とからなり、コーンホルダー31,56の入力トルクが変化すると、ローラ36がガイド溝41 から受ける反力でコーンホルダー31,56が軸線L方向に移動して変速比が変化する。
請求項(抜粋):
ケーシング(1)と、変速機主軸(21)に回転自在に支持されたドライブフェース(29)と、変速機主軸(21)に回転自在に支持されたドリブンフェース(30)と、変速機主軸(21)に沿って移動自在なコーンホルダー(31,56)と、変速機主軸(21)を中心線とする円錐母線に沿うようにコーンホルダー(31,56)に支持されたダブルコーン支持軸(37)と、底面を共有する第1コーン(40)及び第2コーン(41)から構成されて前記ダブルコーン支持軸(37)に回転自在に支持され、第1コーン(40)がドライブフェース(29)に当接するとともに第2コーン(41)がドリブンフェース(30)に当接するダブルコーン(39)と、コーンホルダー(31,56)の入力トルクに応じて該コーンホルダー(31,56)を変速機主軸(21)の軸線(L)方向に移動させるトルクカム機構(33)と、を備えた無段変速機であって、トルクカム機構(33)は、ケーシング(1)及びコーンホルダー(31,56)の一方に前記軸線(L)に対して傾斜するように設けたガイド溝(41 ,431 )と、ケーシング(1)及びコーンホルダー(31,56)の他方に設けられて前記ガイド溝(41 ,431 )に係合する被ガイド部材(36)とを有することを特徴とする無段変速機。

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