特許
J-GLOBAL ID:200903059451482491

射出成形機のバレル内樹脂の酸化防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-089201
公開番号(公開出願番号):特開平11-262941
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【目的】バレル内の材料樹脂の酸化防止をより向上させる射出成形機のバレル内樹脂の酸化防止装置を提供すること。【構成】加熱バレルにホッパ口からスクリュ山5〜7下流位置に開口部を設けるとともに、ホッパ口、開口部間のバレルとスクリュ外径との間のスクリュクリアランスを0.5 〜1.0mm とし、ホッパ口および開口部に夫々不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段とバレル内から気体等を吸引する吸引手段とを設け、計量工程は開口部側からホツパ側へ、他工程においてはホツパ側から開口部側へ不活性ガスを供給するとともに、反不活性ガス供給側からはバレル内に供給された不活性ガスを吸引するようになした。【効果】ホッパ口と開口部の間で窒素ガスが良く流れ、材料樹脂が窒素ガス雰囲気で包囲さるようにスクリュクリアランスδが通常より大きい0.5 〜1.0mm となっていて、バレル内の材料樹脂の酸化防止をより向上させる。
請求項(抜粋):
材料樹脂を供給するホッパ口からスクリュ山5〜7下流位置に開口部を設けるとともに、ホッパ口、開口部間のバレル内径面とスクリュ外径との間のスクリュクリアランスを0.5 〜1.0mm としたバレルと、ホッパ口および開口部に夫々設けた窒素ガス等の不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段とバレル内から気体等を吸引する吸引手段と、計量工程は開口部側からホツパ側へ、他工程においてはホツパ側から開口部側へ不活性ガスを供給するとともに、反不活性ガス供給側からはバレル内に供給された不活性ガスを吸引するよう選択的に切換える切換弁を有してなる射出成形機のバレル内樹脂の酸化防止装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 射出成形方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-315856   出願人:日精樹脂工業株式会社
  • ベント式射出成形機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-090342   出願人:パワーサプライ株式会社, 日精樹脂工業株式会社

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