特許
J-GLOBAL ID:200903059451755323

車両用制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250546
公開番号(公開出願番号):特開平11-078839
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】回生制動装置と摩擦制動装置とを含む車両用制動装置において、回生制動トルクを0にして行われるアンチロック制御において、駆動輪の総制動トルクの不足を抑制する。【解決手段】前輪に移行時アンチロック制御開始条件が満たされた場合には、前輪の回生制動トルクが0にされ(S9)、液圧制動トルクが、通常時アンチロック制御における場合より、傾向として大きくなるように制御される(S12,19)。その結果、回生制動トルクが0にされても、駆動輪の総制動トルクの不足を抑制することができる。また、回生制動トルクが0にされるため、摩擦制動トルクが大きめに制御されれば、総制動トルクを、駆動輪の制動スリップ状態がほぼ適性状態に保たれるように良好に制御することができる。
請求項(抜粋):
複数の車輪の各々と共に回転する回転体に摩擦部材を摩擦係合させて、各車輪に摩擦制動トルクを加える摩擦制動装置と、前記複数の車輪のうちの少なくとも1つの駆動輪に接続された少なくとも1つの電動モータの回生制動により、その少なくとも1つの駆動輪に回生制動トルクを付与する回生制動装置と、前記複数の車輪の各々に加わる前記回生制動トルクと前記摩擦制動トルクとの少なくとも一方を含む総制動トルクの少なくとも1つが、路面の摩擦係数に対して大きくなった場合に、前記回生制動トルクを0にするとともに、その0にすることの影響を軽減しつつ前記摩擦制動トルクを制御する総制動トルク制御手段とを含むことを特徴とする車両用制動装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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