特許
J-GLOBAL ID:200903059458343128

発電装置付回転支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小山 武男 ,  大田 隆史 ,  武藤 正樹 ,  小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-061342
公開番号(公開出願番号):特開2008-223843
出願日: 2007年03月12日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】使用時の排熱を有効利用して発電できる構造を実現する。【解決手段】両側面同士の温度差に基づくゼーベック効果により発電する構造の熱電モジュール1aを、間座17の外周面に形成した係合溝18に、この間座17との間の伝熱性を確保した状態で組み込む。そして、この間座17を、使用時に温度上昇する転がり軸受8の外輪13と、常に外気に曝されて冷却される転がり軸受用ハウジング6の内側面との間に、伝熱性を確保した状態で挟持する。この為、上記熱電モジュール1aの両側面同士の間に温度差が生じ、所定の方向に電流が流れる。これにより、上記課題を解決する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
転がり軸受用ハウジングと、回転軸をこの転がり軸受用ハウジングの内側に回転自在に支持する転がり軸受と、発電装置とを備え、 このうちの転がり軸受用ハウジングは、筒状部と、上記回転軸をこの転がり軸受用ハウジングの外に突出させる為の開口部とを備えたものであり、 上記転がり軸受は、内周面に外輪軌道を有し、上記転がり軸受用ハウジングの筒状部に内嵌固定した外輪と、外周面に内輪軌道を有し、上記回転軸に外嵌固定した内輪と、この内輪軌道と上記外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体とを備えたものであり、 上記発電装置は、間座と、両端部同士の間に温度差を与える事で所定の方向に起電力を発生する、熱電モジュールとを備えたもので、 このうちの間座は、円筒状で、その外周面に係合溝を円周方向に亙り設け、少なくともこの係合溝の内面を絶縁材で覆い、上記転がり軸受用ハウジングの筒状部に内嵌固定すると共に、上記転がり軸受の外輪の軸方向一端面とこの軸方向一端面と対向する上記転がり軸受用ハウジングの内側面との間に挟持しており、 上記熱電モジュールは、熱電素子と、この熱電素子の両端部に電気的に接続している接続部材とから成り、この熱電モジュールの軸方向両端面が、上記間座の係合溝の内側面のうちの互いに対向する面に、それぞれ直接又は上記接続部材を介して当接しており、運転時に発生する上記熱電モジュールの軸方向両端面同士の温度差に基づくゼーベック効果により熱エネルギを電気エネルギに変換し、上記熱電モジュールの両端部に接続したリード線によりこの電気エネルギを取り出す、発電装置付回転支持装置。
IPC (4件):
F16C 41/00 ,  H01L 35/30 ,  H02K 7/08 ,  F16C 35/07
FI (4件):
F16C41/00 ,  H01L35/30 ,  H02K7/08 Z ,  F16C35/07
Fターム (15件):
3J017AA01 ,  3J017DA01 ,  3J017DB03 ,  3J217JA02 ,  3J217JA13 ,  3J217JA22 ,  3J217JA36 ,  3J217JA37 ,  3J217JB23 ,  3J217JB68 ,  3J217JB86 ,  3J217JC10 ,  5H607GG00 ,  5H607GG01 ,  5H607GG08

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