特許
J-GLOBAL ID:200903059463810877

電解槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-164380
公開番号(公開出願番号):特開2002-332586
出願日: 2001年05月31日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【課題】水の電気分解により生成する酸素ガスと水素ガスを分離して排出する、エネルギー効率とガス発生効率の高い電解槽の提供。【解決手段】ガスケット、電極、ガスケット、隔膜固定用リング、隔膜及びセルフレームが順次結合した単位セットを多数積層し、積層体の両端を陰極及び陽極に固定してなる電解槽であって、リング状の各部材の上部および下部の中心部に向かって伸びた3個の突出部にそれぞれ孔を設け、一方、板状の各部材には、該孔と対応する位置にそれぞれ孔を空け、リング状および板状の各部材の孔を連通させ、電解により、隔膜の表裏で別々に発生した水素ガスおよび酸素ガスを分離した状態のまま上部の別々の孔を通して外部に排出するようにし、電解液を下部の孔を通して外部に排出するようにした電解槽。
請求項(抜粋):
内部に供給された電解液の電気分解を進行させ、ガスを発生させる電解槽において、ガスケット、電極、ガスケット、隔膜固定用リング、隔膜及びセルフレームが順次的に結合された単位セットを多数積層し、その両端に陰極及び陽極電極を固定してなり、各電極は、双極(bipolar)電極であり、その上部には第1及び第2ガス通過孔が、下部には電解液の通過孔がそれぞれ形成されており、各ガスケットは電極の外周部と対応するリング状の部材であり、上部にはガス通過孔がそれぞれ形成された第1及び第2突出部が、下部には電解液通過孔が形成された第3突出部が中心部に向ってそれぞれ形成されており、各突出部が、各突出部の間に位置した電極の各孔の周辺部を押圧し、各隔膜は上部に第1及び第2ガス通過孔が、下部に電解液通過孔がそれぞれ形成されており、各隔膜固定用リングはその上部にガス通過孔がそれぞれ形成された第1及び第2突出部が、下部には電解液通過孔が形成された第3突出部が、中心部に向ってそれぞれ形成されており、各突出部がセルフレームとの間に配置した隔膜の各孔の周辺部を押圧し、各セルフレームの規格は電極より大きく、上部にはガス通過孔がそれぞれ形成された第1及び第2突出部が、下部には電解液通過孔が形成された第3突出部がそれぞれ構成され、上記各孔は、電極及び各ガスケットに形成されたガス通過孔及び電解液通過孔とそれぞれ対応し、各電極の第1表面より形成された酸素ガスは第1ガス通過孔を通して、各電極の第2表面より形成された水素ガスは第2ガス通過孔を通してそれぞれ外部に排出され、外部より供給された電解液は電解液通過孔を通して内部に流入することを特徴とする電解槽。
IPC (4件):
C25B 9/00 ,  C25B 1/06 ,  C25B 1/10 ,  C25B 11/02 306
FI (4件):
C25B 1/06 ,  C25B 1/10 ,  C25B 11/02 306 ,  C25B 9/00 A
Fターム (8件):
4K011CA10 ,  4K011DA01 ,  4K021AA01 ,  4K021BA02 ,  4K021CA01 ,  4K021CA09 ,  4K021DC01 ,  4K021DC03

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