特許
J-GLOBAL ID:200903059479424721

動画像復号化方法およびそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-170574
公開番号(公開出願番号):特開2002-369204
出願日: 2001年06月06日
公開日(公表日): 2002年12月20日
要約:
【要約】【課題】 フレーム内符号化されたブロック領域が複数のフレームに配分された形式で配信される圧縮符号化画像信号を、任意の時点から受信しかつ復号化することを可能にする。【解決手段】 端末装置は、圧縮符号化画像信号の受信を開始すると、まず、最初に受信するキーフレームKに後続する複数の通常フレームP-GOBに配分され、フレーム内符号化されている1フレーム分の複数のキーGOBを復号化するとともに記憶し、これにもとづいて、次回に受信するキーフレームKの復号化を行う。その後、復号化したキーフレームKにもとづいて、後続する通常フレームP-GOBの復号化を行う。また、フレーム内符号化されているキーGOBは、復号化されるごとに、過去のキーGOBのデータを更新した最新のデータとして記憶され、次回に受信されるキーフレームKの復号化に用いられる。
請求項(抜粋):
複数のフレーム群の各々がキーフレームとこれに後続する複数の通常フレームとを含んでおり、前記複数の通常フレームには、全体で1フレームを構成可能でフレーム内符号化された複数の特定領域が、互いに異なる位置に配分されており、1フレーム分の前記複数の特定領域を参照フレームとしてフレーム間符号化することにより、前記複数のフレーム群のうち、つぎのフレーム群に属する前記キーフレームが得られており、前記複数の通常フレームの各々は、前記複数の特定領域のうちの自身に配分された特定領域を除く部分である非特定領域については、前記複数のフレーム群のうち自身と同一のフレーム群に属する前記キーフレームを参照フレームとしてフレーム間符号化されており、前記複数のフレーム群の時間に沿った集合である圧縮符号化画像信号を受信しかつ復号化する動画像復号化方法であって、(a)前記圧縮符号化画像信号を少なくとも一部の期間にわたって受信する工程と、(b)前記複数のフレーム群のうち、前記工程(a)で最初に受信されるキーフレームが属するフレーム群である初期フレーム群に対して、当該初期フレーム群に含まれる1フレーム分の前記複数の特定領域のみを復号化し、かつ記憶する工程と、(c)前記複数のフレーム群のうち、前記工程(a)で前記初期フレーム群より後に受信されるフレーム群ごとに復号化を行う工程と、を備え、前記工程(c)は、(c-1)復号化されかつ記憶されている1フレーム分の最新の前記複数の特定領域を参照フレームとして、復号化の対象とされる前記フレーム群に属する前記キーフレームをフレーム間復号化しかつ記憶する工程と、(c-2)復号化されかつ記憶されている最新のキーフレームを参照フレームとして、復号化の対象とされる前記フレーム群に属する前記複数の通常フレームの各々の前記非特定領域をフレーム間復号化する工程と、(c-3)復号化の対象とされる前記フレーム群に含まれる1フレーム分の前記複数の特定領域を復号化しかつ記憶する工程と、を備える動画像復号化方法。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/30
FI (2件):
H03M 7/30 A ,  H04N 7/137 Z
Fターム (27件):
5C059KK22 ,  5C059MA05 ,  5C059MA23 ,  5C059MC11 ,  5C059MC38 ,  5C059ME01 ,  5C059PP05 ,  5C059PP06 ,  5C059PP16 ,  5C059SS00 ,  5C059SS06 ,  5C059TA18 ,  5C059TB06 ,  5C059TC02 ,  5C059TD05 ,  5C059TD06 ,  5C059TD12 ,  5C059UA02 ,  5C059UA05 ,  5C059UA39 ,  5J064AA02 ,  5J064BA16 ,  5J064BB01 ,  5J064BB03 ,  5J064BC01 ,  5J064BC16 ,  5J064BD02

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