特許
J-GLOBAL ID:200903059487947300

車両制動能力判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-292199
公開番号(公開出願番号):特開平5-105075
出願日: 1991年10月12日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 車体の実減速度とブレーキ操作力との現在の不整合状態とブレーキの操作履歴とを用いてブレーキの制動能力を精度よく判定することが可能な車両制動能力判定装置を提供する。【構成】 ブレーキ20の操作履歴として、実減速度の限界減速度(ブレーキ20にヒートフェードが発生しない限界値)からの偏差の過去の累積値と、ブレーキペダル10の実質的な連続踏込み時間とを取得し、実減速度とブレーキ操作力との現在の不整合状態として、実減速度の理想減速度(ブレーキ圧に対応する減速度)からの偏差の現在値と、車体と左右前輪16との間に車体上下方向に作用する力の実際値の理想値からの偏差の現在値とを取得し、それらの4つの値からブレーキ20に発生したヒートフェードの大きさを判定し、それをブザー94およびパーキングブレーキランプ96を介してドライバに教える。
請求項(抜粋):
ブレーキの作用によって車体に発生する減速度とブレーキ操作力との不整合状態を取得する不整合状態取得手段と、その不整合状態取得手段により取得された現在の不整合状態を用いて前記ブレーキの制動能力を判定する制動能力判定手段とを含む車両制動能力判定装置において、ドライバによる前記ブレーキの操作履歴を取得する操作履歴取得手段を設け、かつ、前記制動能力判定手段を、前記不整合状態取得手段により取得された現在の不整合状態のみならず、前記操作履歴取得手段により取得されたブレーキの操作履歴をも用いて前記制動能力を判定するものとしたことを特徴とする車両制動能力判定装置。
IPC (2件):
B60T 17/22 ,  B60T 8/60

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