特許
J-GLOBAL ID:200903059492319589

M系列を用いたアブソリュートエンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 博道 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-087745
公開番号(公開出願番号):特開平9-280892
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 M系列のアブソリュートエンコーダを用いた位置の検出において、読み取り誤りの少ない位置検出を可能とする。【解決手段】 n次のM系列パターンにおける0がn個連続した不連続部、又は、一部の符号列を除いた不連続部分を形成した符号板11と、符号板からn+k個の連続した符号列を検出するパターン検出手段12と、パターン検出手段で読み取った符号列に対して生成多項式に基づく誤り検出を行う判定手段18と、を有するアブソリュートエンコーダであって、n+k個の検出素子の内、生成多項式に第1項が含まれ第n-1項が含まれない場合は一方から2つめの検出素子と両端の検出素子との少なくとも3個のデータを、又、生成多項式に第n-1項が含まれ第1項が含まれない場合は他方から2つめの検出素子と両端の検出素子との少なくとも3個のデータを、除いた連続n個の検出素子のデータにより位置を決定するデータ変換手段16を設ける。
請求項(抜粋):
n次のM系列パターンにおける0が連続した部分に0を1個挿入した不連続部を有する符号列、又は、n次のM系列パターンにおける符号列から一部の符号列を除いた不連続部を有する符号列、を形成した符号板と、前記符号板から最小読み取り単位としてn+k個の連続した符号列を検出するパターン検出手段と、前記パターン検出手段で読み取ったn+k個の前記符号列のうち、連続するn+1個の符号列に対し、前記n+1個の符号列の中で生成多項式の項の位置に対応した検出素子の排他的論理和をk個求め、前記k個の排他的論理和により、誤り検出を行う判定手段と、を有するM系列アブソリュートエンコーダであって、n+k個の検出素子の内、第0項から第n項でなる前記生成多項式に第1項が含まれ、第n-1項が含まれない場合は一方から2つめの検出素子と両端の検出素子との少なくとも3個のデータを除き、又、前記生成多項式に第n-1項が含まれ、第1項が含まれない場合は他方から2つめの検出素子と両端の検出素子との少なくとも3個のデータを除き、連続したn個の検出素子のデータが入力されて絶対位置を決定すると共に、この絶対位置を示す位置信号を出力するデータ変換手段を有することを特徴とするM系列を用いたアブソリュートエンコーダ。
IPC (2件):
G01D 5/249 ,  H03M 1/24
FI (3件):
G01D 5/249 Q ,  G01D 5/249 S ,  H03M 1/24

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