特許
J-GLOBAL ID:200903059497297923

TFTマトリクスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214023
公開番号(公開出願番号):特開平5-055567
出願日: 1991年08月27日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 静電気はともなうが生産性の良い成膜法を用いながら,TFT特性のしきい値シフトや耐圧劣化等の問題がなく,プロセスマージンも大きいTFTマトリクスの製造方法。【構成】 透明絶縁基板1上に, ゲートバス2に接続したゲート電極3を不透明金属により形成し,その1上全面に,ゲート絶縁膜4,半導体活性層5,チャネル保護膜6を順次積層し,チャネル保護膜6上全面にポジ型レジスト膜7を塗布し, 裏面より膜7の全面露光を行い, 膜7のパターンをマスクとしてチャネル保護膜のエッチングを行い,透明絶縁基板1上全面に,半導体接合層8,ソース・ドレイン金属膜9,ドレインバス材料10を順次積層し, レジスト膜11をマスクとして, バス材料10をエッチングし, レジスト膜7,11を除去して, 半導体接合層8,ソース・ドレイン金属膜9をリフトオフし,ソース電極13, 並びに, ドレイン電極14を形成するように構成する。
請求項(抜粋):
透明絶縁基板上に不透明金属からなるゲート電極,ゲート絶縁膜,半導体活性層,接合層半導体を含むソース・ドレイン電極の順に膜形成され,ゲート電極上部にチャネル保護膜を有する下ゲートスタガー型薄膜トランジスタ(TFT)をスイッチング素子とするTFTマトリクス半導体装置の製造方法において,透明絶縁基板(1) 上に, ゲートバス(2) に接続したゲート電極(3) を不透明金属により形成する工程と,該透明絶縁基板(1) 上全面に,該ゲート電極(3) を覆って,ゲート絶縁膜(4),半導体活性層(5),チャネル保護膜(6)を順次積層する工程と,該チャネル保護膜(6) 上全面にポジ型レジスト膜(7) を塗布し, 該ゲート電極(3) をマスクとして, 該透明絶縁基板(1) の裏面より該ポジ型レジスト膜(7) の全面露光を行い, 現像後, 形成されたポジ型レジスト膜(7) パターンをマスクとして該チャネル保護膜(6) のエッチングを行う工程と,該透明絶縁基板(1) 上全面に,該半導体接合層(8), ソース・ドレイン金属膜(9),ドレインバス材料(10)を順次, 積層する工程と,レジスト膜(11)をマスクとして, 該ドレインバス材料(10)をエッチングする工程と,該レジスト膜(11)と同時に,該ポジ型レジスト膜(7) を除去して, 該チャネル保護膜(6) 上に成膜した該半導体接合層(8),ソース・ドレイン金属膜(9) をリフトオフし,該ソース・ドレイン金属膜(9) をパターニングして, ソース電極(13), 並びに, ドレイン電極(14)を形成する工程とを含むことを特徴とするTFTマトリクスの製造方法。
IPC (3件):
H01L 29/784 ,  G02F 1/136 500 ,  H01L 27/12

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