特許
J-GLOBAL ID:200903059497327261

リニアモータ駆動放電加工装置の軸送り推力補助方法とリニアモータ駆動放電加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-144271
公開番号(公開出願番号):特開2000-225524
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】リニアモータ駆動する軸送り装置の利点を生かしつつ、この軸送り装置が有する加工性能を低下させずに放電加工装置の運転状態や加工形態に適した補助推力を軸送り装置の被移動体に付与することができるリニアモータ駆動方式の放電加工装置を提供すること。【解決手段】加工ヘッドのクイルをリニアモータの可動子として構成し、このクイルに働くリニアモータの駆動推力の略中心軸線上にエアーシリンダを設けてエアシリンダーの引上げ力を前記軸線と略同軸上に直接作用させるように構成する。前記エアーシリンダへ供給する圧力を放電加工装置の電源投入信号、電極交換信号またはNCプログラム運転開始信号もしくは加工開始信号の少なくとも一つに応答して、補助推力の変更制御するプログラムを演算処理装置が実行して、前記放電加工装置の運転状態応じたエアーシリンダへの供給圧力設定値を決定する。この決定された供給圧力になるように供給圧力設定手段に設定値を出力する。供給圧力設定手段は、設定圧力の空気をエアーシリンダに供給してエアーシリンダが所望の推力をクイルに与える。
請求項(抜粋):
電極と被加工物の相対移動動作をリニアモータで行う数値制御装置を備えた放電加工装置の軸送り推力補助方法において、リニアモータの可動子として構成された被移動体を加工テーブルに対し鉛直方向に移動可能に設け、前記被移動体に働く軸方向の駆動推力の略中心軸線上にエアシリンダ推力が直接作用するよう配置し、前記放電加工装置の電源投入時、電極の交換時、NCプログラム運転時または放電加工時などの運転状態の少なくとも一つの段階において、前記エアシリンダに所要の圧力の空気を供給して前記被移動体に運転状態に応じた所要の補助推力を付与するリニアモータ駆動放電加工装置の推力補助方法。
IPC (2件):
B23H 7/18 ,  B23Q 5/28
FI (2件):
B23H 7/18 ,  B23Q 5/28 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-200904
  • 形彫り放電加工機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-117108   出願人:ファナック株式会社
  • 工作機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-076191   出願人:株式会社森精機製作所, 東芝機械株式会社, 三菱重工業株式会社, 大阪機工株式会社, 本田技研工業株式会社, 神鋼電機株式会社, 三菱電機株式会社

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