特許
J-GLOBAL ID:200903059500595744
CCDイメージセンサの駆動方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038334
公開番号(公開出願番号):特開平6-253216
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 フリッカーレスモードでの感度制御を可能にする。【構成】 撮像期間は商用電源周波数の周期をTACとして略MTAC/2の長さとする。この撮像期間をN個の期間T1,T2,・・・TN に分割する。分割された期間T1,T2,・・・TN には、それぞれセンサ部に蓄積された信号電荷を捨てる排出期間TSUB と、センサ部に信号電荷を蓄積する蓄積期間TSENSと、この蓄積期間TSENSと重なるかまたは独立の期間でセンサ部から信号電荷を垂直レジスタに転送する転送期間TR が設けられる。これによって、各々の期間T1,T2,・・・TN 毎のΔt時間に各センサ部に蓄積された信号電荷が順次垂直レジスタに転送され、この合計の信号電荷が垂直レジスタに蓄えられる。すなわち各々の期間T1,T2,・・・TN 毎のΔt時間の合計(NΔt)に相当する時間を蓄積時間とした信号電荷が垂直レジスタに転送される。
請求項(抜粋):
センサ部の間に垂直レジスタを設け、上記センサ部からの信号電荷を上記垂直レジスタに転送した後、上記垂直レジスタに垂直転送クロックを与えて上記信号電荷を読み出すようにしたインターライン構造のCCDイメージセンサの駆動方法において、上記垂直レジスタに上記センサ部から信号電荷を転送する電圧を与えることによって停止される撮像期間を設け、この撮像期間は商用電源周波数の周期をTACとして略MTAC/2(M≧1の整数)の長さとすると共に、この撮像期間をN個(N≧2の整数)の期間に分割し、このN個に分割された期間には、それぞれ上記センサ部に蓄積された信号電荷を捨てる排出期間TSUB と、上記センサ部に信号電荷を蓄積する蓄積期間TSENSと、この蓄積期間TSENSと重なるかまたは独立の期間で上記センサ部から信号電荷を上記垂直レジスタに転送する転送期間TR を設け、0≦TSUB ≦(TAC/N)-TR -TSENSとなる範囲で上記排出期間TSUB を制御することでCCDの感度制御を行い、上記垂直レジスタに転送された信号電荷を、上記撮像期間を除く期間に上記垂直レジスタに垂直転送クロックを与えて読み出すようにしたことを特徴とするCCDイメージセンサの駆動方法。
引用特許:
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