特許
J-GLOBAL ID:200903059506393922

カードコネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-256083
公開番号(公開出願番号):特開平10-106674
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 所謂SIMカードを使用対象とするベースとカバーとを備えるカードコネクタにおいて、別ピースの部品を用いずにベースの閉姿勢を保持するロック機構を構成することによって、部品点数が少なく安価な構造で、超小型、超薄型、軽量化を促進しやすくする。【解決手段】 ベース1に左右一対の軸体4,4を設け、カード保持部を有するカバー5に左右一対のアーム部7,7を設け、そのアーム部7,7の嵌合孔部8,8を軸体4,4に各別に嵌合する。嵌合孔部8が円形の丸孔部81と長孔部85とを有する。軸体4に丸孔部81が嵌合しているときにカバー5が軸体4を中心に開閉動可能であり、軸体4に長孔部85が嵌合しているときにカバー5を閉姿勢でロックされる。
請求項(抜粋):
電極接点部を有する接片部材が設けられたベースの後端部に横向きに突出する左右一対の軸体が設けられ、上記電極接点部に対応する面電極を備えたカードを保持するためのカード保持部を有するカバーの後端部に左右一対のアーム部が設けられ、これらのアーム部のそれぞれに具備された嵌合孔部が左右一対の上記軸体に各別に嵌合され、上記嵌合孔部が円形の丸孔部とその丸孔部に連設されてその後方へ延び出た長孔部とによって形成され、その長孔部の短径寸法が上記丸孔部の直径寸法よりも短くなっており、上記軸体は、その軸線を挟む上下両側部分に水平係合面と当り部とを各別に有し、それらの水平係合面と当り部との上下方向での相互間隔が上記長孔部の短径寸法と同等でありかつその外面の最前部と最後部との相互間隔が上記丸孔部の直径寸法と同等で上記長孔部の短径寸法よりも長くなっていると共に、その軸体に上記丸孔部が嵌合しているときには上記カバーがその軸体に支持されてその軸体を中心に開閉動可能となり、その軸体に上記長孔部が嵌合しているときにはその長孔部の一方の長辺に上記水平係合面が当りかつ他方の長辺に上記当り部が当たってその軸体が上記カバーを閉姿勢でロックし、上記カバーが閉姿勢のときにそのカバーの前後方向でのスライド動作を介して上記軸体との嵌合位置に上記丸孔部と上記長孔部とが選択的に移行されるようになっていることを特徴とするカードコネクタ。
IPC (2件):
H01R 13/629 ,  H01R 23/68 301
FI (2件):
H01R 13/629 ,  H01R 23/68 301 J

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